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2011/05/25

学生生活



本当にお久ぶりです。1月のネイピア以来の投稿です。4月より専門学校に通い始め、その入学のための準備や手続きや学校が始まってからも仕事と学校で忙しくしている間に、あっという間に5ヶ月が過ぎてしまいました。入学から2ヶ月近く経ち、やっと慣れてきた所です。

学校は調理師の学校で1年間のコースです。私の住んでいる所からはバスと徒歩で45分程のアルバニーという所にあります。授業は午前中だけなのですが、宿題と試験が多いので、勉強に追われる毎日です。クラスメートは20人程、中国、韓国、インド、南アフリカ、日本から生徒が集まっています。1週ごとに教室で理論とキッチンでの実習が交互に行われます。まだ始まったばかりなので、スープやソース、簡単なデザートなどを作っています。基本はフランス料理。たった一つのシンプルなスープを作るだけでも、実は材料の種類が多かったり、とても手がかかっていたりして驚きます。それだけに、高カロリーな料理も多く、出来上がったものを自分で食べたり、持って帰って(本当はしてはいけないのですが)康祐に味見してもらったりしているうちに二人とも太ってしまいそうです。

料理の苦手な私が調理師の学校に通うなんてと思っていましたが、今は料理を作る事を楽しんでいます。(美穂)

2011/01/03

2011 初日の出





あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願いします。

ネイピアの北ギズボーンが世界で一番早い日の出を見る事が出来る場所らしいですが、今年の初日の出はネイピアで。年末の休みに入る前はずっと雨降りで、ニュージーランドでは珍しく湿度の高い日が続いておりました。でもネイピアに着てからは晴れ続き。ホークスベイの美しさを堪能する事が出来ました。それでは、本年皆様にとって良い一年となりますように。(康祐)
考えてみたら、ニュージーランドに着て3回目のお正月なのですが、初めて初日の出を見ました。しかも海から上がる初日の出は生まれて初めて見た気がします。良いお天気に恵まれ、本当に綺麗な初日の出を見る事ができました。
今年はニュージーにきて4年目を迎えます。これまで以上に良い年になるようがんばりたいと思います。今年も、よろしくお願いします。(美穂)

Aqua Lodge



ほぼ、1年半ぶりのネイピアです。勿論宿はAQUA LODGEで。オーナーのトニー夫妻、そしてジョン、タンも元気でした。猫のグラニーは他界しましたが、新顔のオレオと子猫のジョージ(♀)がうろちょろと遊びまわっていました。オークランドシティーではなかなか見かけない猫も、ネイピアではあちこちうろちょろしています。AQUAは現在売りに出されているので、トニーのAQUAに馴染み深い方はお早めに訪ねて行って下さい。(康祐)
写真で私が抱いているのがジョージ。まだまだやんちゃな子猫です。一番下の写真に一緒に写っているのがタン。タンは大みそかの日に夕食を作ってくれました。私は康祐と違って、まだこの宿に数日しかステイしたことはありませんが、ゆっくり落ち着ける良い宿です。この宿が売れたら夫婦で旅行に行くと言っているオーナーのトニー夫婦には申し訳ないのですが、売れないで欲しいというのが本音です。(美穂)

Winery












ホークスベイと云えば、ニュージーのワイン産地のひとつとして有名です。今回も沢山ワイナリーを巡り、テイスティングをし、大量のワインを購入してきました。前回には行く事の出来なかったMISSIONのレストランで食事をしたり、CHURCH RDのワイナリー見学ツアーにも参加しました。夕方にはほぼ飲酒運転になってたのかな。(康祐)
2日にわたって、8か所のワイナリーへ行って来ました。たまたま通りかかって立ち寄った小さなワイナリーのワインがが予想以上に良かったり、前回の旅行で気に入って楽しみにしていたワインをテイスティングしてみたら、味が変わっていてがっかりしたり、これがワインの醍醐味!なんて分かったような、事をいってみたりして・・・。とにかく、ワインは一期一会。年によって味がかわるので、同じワインには二度と出会えない事もあるので、自分が美味しいと思ったら、あとで後悔しないように買って帰ることにしました。「買わずに後悔するなら、買って後悔した方がいいよ!」と言い訳をしながら・・・。結局20本近くも買ってしまい、ただいま反省中です。
そして、MISSIONのレストランはお勧めです。やっぱりこのロケーション。屋外のブドウ畑が見下ろせるレストランでワインを飲みながら食べる食事は最高です。ゆったりとした贅沢な時間を過ごす事ができました。これだから、ワイナリー巡りはやめられません(まだまだ、反省が足りてないようです)。(美穂)

Gannets Tour










Gannetは日本で云うカツオドリの事です。以前クメウのページでも紹介しましたね。いま丁度子育てシーズン。しかもネイピアのカツオドリコロニーは、本当にすぐそばで彼らの生態を観察する事が出来るのです。僕らは美穂が見つけてきたGannet Beach Adventures ( http://www.gannets.com/ ) というツアーに申し込んで、ケープキドナッパーの先端まで干潮時現れるビーチの上ををトラクターで揺られ、その後はコロニーまで徒歩で25分かけて行って来ました。カツオドリも保護区で育っているせいか人をあまり恐れず愛嬌たっぷりな仕草を沢山見せてくれました。(康祐)
このツアーは干潮の時間に合わせて出発時間が変わります。この日、12月30日は夕方7時の出発でした。岬の先端は遥か彼方に見えるのに、トラクターのドライバーは途中でトラクターを止めてしゃべってみたり、わざと蛇行運転して波打ちぎわにトラクターを突っ込んでみたり(本当に服が濡れます)、お客さんが引いてしまうくらいのやんちゃ振り。時には岩に邪魔されて進めなくなって岩をどかしたりで、なかなか岬の先端までたどりつけず、日が暮れるまでに辿りつけるのか、心配になりましたが、さすがはニュージーランド。この時期、9時近くまでは明るいので、まったく問題はありませんでした。
手を伸ばしたら触れてしまいそうな距離でカツオドリを観察でき、大興奮でした。(美穂)

Te Mata Peak




Te Mata Peakはネイピアに来たら絶対に訪れたい場所です。この日は休日という事もあって、沢山人が集まっていました。(康祐)
ここからの眺めは最高です。足がすくみそうな断崖絶壁の上でも柵はなく、行こうと思えばギリギリの所に立つこともできます(私には絶対無理ですが)。何かあっても自己責任ということなのでしょう。
一番下の写真はすぐ麓にある、Craggy Range というワイナリーの庭から撮った写真です。素敵なロケーションですよね。(美穂)

Rotorua




年末の休暇をネイピアで過ごす事に決め、ついでにロトルアも立ち寄って行く事にしました。ロトルアはマオリの聖地、また温泉地としてニュージーランドでは人気の観光地です。しかし、しかしニュージーにやってきて3年、僕らはそんなに遠い場所でもないのに未だ訪れた事のない場所でした。で、結局行ったのは WAI-O-TAPU THERMAL WONDERLAND ( http://www.waiotapu.co.nz/ ) のみなのですが、これがなかなか素敵な場所でした。ここは日本語ガイドによると、『ワイオタプ熱帯地帯と呼ばれる景観保護区でタウポ火山帯の熱水循環系においては最大規模の地表地熱活動エリア』、だそうです。簡単にいえば、商業的開発が行われていない温泉地みたいなもんです(なんか怒られそうだな)。見どころは、エリアごとに様々な色彩が見られる事です。
黄色・淡黄色 硫黄、オレンジ アンチモン、 二酸化ケイ素、 ヒ素、赤銅色 酸化鉄、 硫黄および炭素、 マンガン、といった感じで(科学の授業みたいですが)、その成分が不思議な景観を作っています。(康祐)
 久しぶりに休みをとって、12月29日から1月1日まで、1年半ぶりにネイピアに行って来ました。前回はまだ車を持っていなかったので、バスで行きましたが、今回は車での旅行のため、少し寄り道をして、Rotoruaに行ってみました。 
オークランドから車で3時間。日帰りできてしまうくらいの距離なのですが、今回が初めてでした。さすがは温泉地、ロトルアの街ではあちこちから湯気が上がっていました。ニュージーランドなので、水着を着て入る温泉スパみたいな施設が多いようですが、中には日本風の露天風呂がある宿もあるそうで、今度訪れるさいには、温泉につかってみたいと思っています。今回は温泉には入りませんでした。
 今回訪れたWAI-O-TAPU THERMAL WONDERLAND はゆっくり歩くと2時間くらいかかるハイキングコースのような感じになっていて、いたるところに温泉が湧き出ていました。写真の色は脚色なしの天然の色です。(美穂)

2010/11/28

雲さん




違いが分かる陶芸家雲林院さん(以下雲さん)は代々陶芸家の家系で、ご先祖の中にはやんごとなき方にその作品を献上された方もあったそうです。その末裔である雲さんは、現在ニュージーランドで私と同じ会社で一緒に働いております。こんなすごい人が近くにいるならば作品を依頼しないのはもったいないという事で、忙しい合間を縫って茶碗を作っていただきました。
ご飯を盛った時の重さや掌の中への納まりがとってもよく、久しぶりに食器の大切さを再確認しました。
現在、湯呑み、ビアタンブラーの追加オーダーをさせていただきました。完成が楽しみです。(康祐)
今までは、日本でも有名な100円ショップのお茶碗(ニュージーにも100円ではないですけど、同じ店があるのです)を使っていたのですが、それはそれで良かったのですが、やっぱり持った時の手への馴染み方が雲さんのお茶碗は格段に良いです。それだけで、ご飯が美味しく感じられます。お願いしてある他のものも楽しみです。(美穂)


2010/11/16

Happy Birthday!

11月10日は康祐の37回目の誕生日でした。プレゼントはいらないという本人の希望により、二人で使えるギターを買いました。ギターは二人ともずっと欲しかったのですが、いつも後回しになっていました。とうとう、念願がかないました。といっても、どちらもまともにギターを触ったことのないド素人なのです。ギターを買ったお店の店員さんもさぞ驚いたことでしょう。弾き方が分からなくて、試し弾きを拒否したくらいですから・・・。「とりあえず、持ってみなよ」と手渡され、なんとなく音を出し、一番良い音に感じたこのギターを買ってみました。買ってしまった以上はとにかく練習あるのみです。がんばります!!(美穂)


2010/10/11

Spring has come!


こんにちは!ニュージーランドはすっかり春めいてきました。と思った矢先、今日は気温も低く、雨と風がひどいので、一気に冬に逆戻りしてしまった感じです。日本で言うなら、寒の戻りか花冷えといったところでしょうか?
10月10日は久しぶりに日曜日が休みになったので、二人でドライブに行ってきました。行先は、Kumeu です。去年のブログでもご紹介しましたが、ブドウ畑が多く、ワイナリーがあるのと、イチゴの産地で有名なところです。このところ、2010年のワインがスーパーマーケットでも出回り始めたので、私達のお気に入りのワインの2010年物が出てないかな~とついつい足が赴いてしまったわけです。
テイスティングの後、何本かのワインを買って、ついでにイチゴもシーズンが始まってないかな~とイチゴのお店に立ち寄ると、もう真っ赤なイチゴが売っているではありませんか。イチゴも買って、いちごのソフトクリーム(これも以前のブログで紹介しました。)も食べて、お腹を満たしたあと、さらにその先にあるMuriwai ビーチへ。まだ時期が早いかと思っていましたが、もう彼らはやってきていました。カツオドリです。毎年、春から夏にかけて産卵、子育てをして、また旅立って行くのです。去年の1月に行った時にはヒナ達が大分大きくなっていたので、巣作りと求愛行動が見られるのは春頃かと、勘を頼りに行ってみたら、大正解。今が、巣作りと求愛の盛りでした。カツオドリの求愛行動はカップルの2羽が向かい合って嘴をこすり合うのですが、その時に翼を後ろに、首を前に伸ばします。その姿がとても可愛らしいのです。もうしばらくすると、産卵が始まると思うので、また近いうちに行ってみたいと思ってます。しばらく、Muriwai 通いが続きそうです。食、自然ともにニュージーランドの春を満喫中です。(美穂)

2010/09/28

Sal's Pizza



こんにちは!ニュージーランドは9月26日からサマータイムが始まりました。別名デイライトセービング。時間を1時間早めて、夜が明るい時間を多くし、できるだけ電気の使用量を少なくしようという取組みのようです。前の日の夕方6時が突然7時になるので、急に日が伸びた気がして落ち着きません・・・。そして、一番辛いのが、当日の朝。いつもより1時間早く起きなければならないのですから・・・。それもあってか、サマータイムの開始は毎年、日曜日にされています。身体を慣らすためと、時間が変わったことを知らずに遅刻したりする人がないようにだと思います。
こんな話をしている私ですが、サービス業のため日曜日も当然仕事。でも、サマータイムが26日からだということを全く知らず、当日の朝は大遅刻をしでかしました。自宅でお茶を飲んでいたら、会社から「今日からサマータイムって知ってる?出勤時間過ぎてるけど・・・。」との電話。お恥ずかしい限りです。
夏になるともっと日が伸びて、夜9時頃まで明るくなります。ちょっと得した気分になります。サマータイムと言っても、まだニュージーは春。日本で言うと桜の咲く季節くらいです。今は色んな木の芽が芽吹き、日に日に暖かくなってきています。

ところで、今日は私達の大好物、ピザをご紹介します。Sal’s Pizzaというお店なのですが、名前は知っていたけど、一度も食べたことはありませんでした。ところが、先日通りを歩いていたら、向かいから大~きなピザの箱を持って歩いてくる人が・・・、これは一度買ってみるしかない! と早速、箱に名前の書いてあったSal’s Pizza へ行ってみました。サイズは18インチのみ。種類はぺパロニとソーセージとミートボール、ベジタリアンの4種類(だったと思います)。今回はぺパロニにしました。ハーフ&ハーフもOKです。これで、28ドル。日本円だったら単純にレートで換算すると1700円くらい。こっちに住んでいる私達の感覚だと、2800円くらいの感じです。18インチって計算してみたら、45.72センチでした。康祐と比べてもこの大きさ。いかがですか?
具はチーズとソースとぺパロニだけなのでとってもシンプルですが、満足度は高いです。追加料金を払ってお好みの具をトッピングすることも可能です。食べきれるかな~と思いきや、二人でペロリと食べきってしまいました。これだから、痩せられない。日に日に肥えていく私達なのでした。(美穂)

2010/09/20

映画 BOY


こんにちは!今日はニュージーランドの映画をご紹介します。タイトルは『BOY』この映画に出てくる主人公の男の子の名前です。写真のDVDのジャケットの左の男の子です。
この映画が公開されてたのは、今年の5月頃。私たちが見たのは6月でした。マオリ(ニュージーランドに古くから住んでいる民族)の家族の話です。時代設定は1984年、ニュージーランドの海辺にある小さな町が舞台となっています。写真の両端の二人の男の子が兄弟で、母親は弟が生まれた時に亡くなり、父親(写真中央)はずっと行方不明のまま。兄弟は祖母と親戚の子供たちと一緒に暮らしていましたが、そこへ行方不明だった父親が突然帰ってくるところから物語が始まります。BOYの思い出の中にある父親は強くて男らしいスーパーヒーローのような存在だったのですが、帰ってきた父親はどうしようもないダメ親父だったというのがあらすじです。この説明だと全く面白みのない映画に思われるかもしれませんが、この兄弟を中心とする人間関係が繰り広げるストーリーが何とも言えない程ほのぼのしていて、それがこの舞台となっているのんびりとした海辺の町の雰囲気にとてもあっていて、心温まる作品になってるんです。
ちなみに、この父親役の人がTaika Waititi氏で、この映画の監督でもあります。ダメなんだけど憎めない、恥ずかしいくらい父親としてかっこ悪いんだけど嫌いになれない愛嬌のある絶妙な演技をしています。ニュージーランドの自然豊かな景色の映像も、それにマッチした音楽もこの映画の魅力です。
映画館で観た時には字幕がないので、台詞が聞き取れない所もあったのですが、それでもすごくこの映画が気に入ってしまいDVDの発売が待ち遠しくて仕方がありませんでした。9月にやっとDVDが発売され、今度は字幕付き(といっても英語字幕なのですが)なので、映画館で見た時には分からなかった台詞も確認しながら見ることができ、もっと楽しむことができるようになりました。もう、何回も何回も繰り返し見ています(一日に3回も見た日もあります(笑))。

日本でも是非、上映して欲しい! お勧めの映画です。(美穂)