2006/07/04
Maly Hotel
ポーンサワン(シエンクアン)で滞在した宿は“マリーホテル”という宿です。一晩8ドルというポーンサワンでは高値の宿です。しかしこのホテルに滞在したのは、オーナーであるスーサットさんのジャール平原を整備していこうという姿勢に感銘を受けたからであります。ジャール平原ツアーではホテル併設のスーサットトラベルを利用させて頂きました。ガイドのスーンさんの親切なナビゲーションで、ツアーを楽しく回る事が出来ました。ホテルのマネージャーさんにはインドシナ戦争のドキュメンタリービデオを見せてもらい、ラオスでおこった戦争をほんの少しだけ知ることが出来ました。
Tシャツは地雷・不発弾除去作業にあたっている組織の展示を見に行った際に購入したものです。(康祐)
少し暗くて見えにくいかもしれませんが、康祐が写っている写真は“マリーホテル”のレストランの写真です。後ろの壁にに撤去された地雷や不発弾が沢山展示されています。手前にある黄色い燭台も爆弾です。“MAG”と刻まれたコンクリートの標識の写真は地雷・不発弾撤去後の安全な場所を知らせるためのものです。白く塗りつぶされている側が安全な場所で、遺跡まで続いている小道の両脇(幅1メートル位)に設置されていました。ガイドさんはそれ以外の場所は責任が持てないと言っていました。
“マリーホテル”で見せていただいたビデオには実際に地雷の被害にあった方や、戦争時代の辛い記憶を語っている方の映像などもあり、じつに生々しい内容でした。英語のナレーションなので分からない部分もあったのですが、見せていただいてよかったです。ラオスでどんなことが起こったのか、垣間見ることができました。ラオスがとてもよい国なだけにとても悔しい気持ちになりました。(美穂)