2010/11/28

雲さん




違いが分かる陶芸家雲林院さん(以下雲さん)は代々陶芸家の家系で、ご先祖の中にはやんごとなき方にその作品を献上された方もあったそうです。その末裔である雲さんは、現在ニュージーランドで私と同じ会社で一緒に働いております。こんなすごい人が近くにいるならば作品を依頼しないのはもったいないという事で、忙しい合間を縫って茶碗を作っていただきました。
ご飯を盛った時の重さや掌の中への納まりがとってもよく、久しぶりに食器の大切さを再確認しました。
現在、湯呑み、ビアタンブラーの追加オーダーをさせていただきました。完成が楽しみです。(康祐)
今までは、日本でも有名な100円ショップのお茶碗(ニュージーにも100円ではないですけど、同じ店があるのです)を使っていたのですが、それはそれで良かったのですが、やっぱり持った時の手への馴染み方が雲さんのお茶碗は格段に良いです。それだけで、ご飯が美味しく感じられます。お願いしてある他のものも楽しみです。(美穂)


2010/11/16

Happy Birthday!

11月10日は康祐の37回目の誕生日でした。プレゼントはいらないという本人の希望により、二人で使えるギターを買いました。ギターは二人ともずっと欲しかったのですが、いつも後回しになっていました。とうとう、念願がかないました。といっても、どちらもまともにギターを触ったことのないド素人なのです。ギターを買ったお店の店員さんもさぞ驚いたことでしょう。弾き方が分からなくて、試し弾きを拒否したくらいですから・・・。「とりあえず、持ってみなよ」と手渡され、なんとなく音を出し、一番良い音に感じたこのギターを買ってみました。買ってしまった以上はとにかく練習あるのみです。がんばります!!(美穂)


2010/10/11

Spring has come!


こんにちは!ニュージーランドはすっかり春めいてきました。と思った矢先、今日は気温も低く、雨と風がひどいので、一気に冬に逆戻りしてしまった感じです。日本で言うなら、寒の戻りか花冷えといったところでしょうか?
10月10日は久しぶりに日曜日が休みになったので、二人でドライブに行ってきました。行先は、Kumeu です。去年のブログでもご紹介しましたが、ブドウ畑が多く、ワイナリーがあるのと、イチゴの産地で有名なところです。このところ、2010年のワインがスーパーマーケットでも出回り始めたので、私達のお気に入りのワインの2010年物が出てないかな~とついつい足が赴いてしまったわけです。
テイスティングの後、何本かのワインを買って、ついでにイチゴもシーズンが始まってないかな~とイチゴのお店に立ち寄ると、もう真っ赤なイチゴが売っているではありませんか。イチゴも買って、いちごのソフトクリーム(これも以前のブログで紹介しました。)も食べて、お腹を満たしたあと、さらにその先にあるMuriwai ビーチへ。まだ時期が早いかと思っていましたが、もう彼らはやってきていました。カツオドリです。毎年、春から夏にかけて産卵、子育てをして、また旅立って行くのです。去年の1月に行った時にはヒナ達が大分大きくなっていたので、巣作りと求愛行動が見られるのは春頃かと、勘を頼りに行ってみたら、大正解。今が、巣作りと求愛の盛りでした。カツオドリの求愛行動はカップルの2羽が向かい合って嘴をこすり合うのですが、その時に翼を後ろに、首を前に伸ばします。その姿がとても可愛らしいのです。もうしばらくすると、産卵が始まると思うので、また近いうちに行ってみたいと思ってます。しばらく、Muriwai 通いが続きそうです。食、自然ともにニュージーランドの春を満喫中です。(美穂)

2010/09/28

Sal's Pizza



こんにちは!ニュージーランドは9月26日からサマータイムが始まりました。別名デイライトセービング。時間を1時間早めて、夜が明るい時間を多くし、できるだけ電気の使用量を少なくしようという取組みのようです。前の日の夕方6時が突然7時になるので、急に日が伸びた気がして落ち着きません・・・。そして、一番辛いのが、当日の朝。いつもより1時間早く起きなければならないのですから・・・。それもあってか、サマータイムの開始は毎年、日曜日にされています。身体を慣らすためと、時間が変わったことを知らずに遅刻したりする人がないようにだと思います。
こんな話をしている私ですが、サービス業のため日曜日も当然仕事。でも、サマータイムが26日からだということを全く知らず、当日の朝は大遅刻をしでかしました。自宅でお茶を飲んでいたら、会社から「今日からサマータイムって知ってる?出勤時間過ぎてるけど・・・。」との電話。お恥ずかしい限りです。
夏になるともっと日が伸びて、夜9時頃まで明るくなります。ちょっと得した気分になります。サマータイムと言っても、まだニュージーは春。日本で言うと桜の咲く季節くらいです。今は色んな木の芽が芽吹き、日に日に暖かくなってきています。

ところで、今日は私達の大好物、ピザをご紹介します。Sal’s Pizzaというお店なのですが、名前は知っていたけど、一度も食べたことはありませんでした。ところが、先日通りを歩いていたら、向かいから大~きなピザの箱を持って歩いてくる人が・・・、これは一度買ってみるしかない! と早速、箱に名前の書いてあったSal’s Pizza へ行ってみました。サイズは18インチのみ。種類はぺパロニとソーセージとミートボール、ベジタリアンの4種類(だったと思います)。今回はぺパロニにしました。ハーフ&ハーフもOKです。これで、28ドル。日本円だったら単純にレートで換算すると1700円くらい。こっちに住んでいる私達の感覚だと、2800円くらいの感じです。18インチって計算してみたら、45.72センチでした。康祐と比べてもこの大きさ。いかがですか?
具はチーズとソースとぺパロニだけなのでとってもシンプルですが、満足度は高いです。追加料金を払ってお好みの具をトッピングすることも可能です。食べきれるかな~と思いきや、二人でペロリと食べきってしまいました。これだから、痩せられない。日に日に肥えていく私達なのでした。(美穂)

2010/09/20

映画 BOY


こんにちは!今日はニュージーランドの映画をご紹介します。タイトルは『BOY』この映画に出てくる主人公の男の子の名前です。写真のDVDのジャケットの左の男の子です。
この映画が公開されてたのは、今年の5月頃。私たちが見たのは6月でした。マオリ(ニュージーランドに古くから住んでいる民族)の家族の話です。時代設定は1984年、ニュージーランドの海辺にある小さな町が舞台となっています。写真の両端の二人の男の子が兄弟で、母親は弟が生まれた時に亡くなり、父親(写真中央)はずっと行方不明のまま。兄弟は祖母と親戚の子供たちと一緒に暮らしていましたが、そこへ行方不明だった父親が突然帰ってくるところから物語が始まります。BOYの思い出の中にある父親は強くて男らしいスーパーヒーローのような存在だったのですが、帰ってきた父親はどうしようもないダメ親父だったというのがあらすじです。この説明だと全く面白みのない映画に思われるかもしれませんが、この兄弟を中心とする人間関係が繰り広げるストーリーが何とも言えない程ほのぼのしていて、それがこの舞台となっているのんびりとした海辺の町の雰囲気にとてもあっていて、心温まる作品になってるんです。
ちなみに、この父親役の人がTaika Waititi氏で、この映画の監督でもあります。ダメなんだけど憎めない、恥ずかしいくらい父親としてかっこ悪いんだけど嫌いになれない愛嬌のある絶妙な演技をしています。ニュージーランドの自然豊かな景色の映像も、それにマッチした音楽もこの映画の魅力です。
映画館で観た時には字幕がないので、台詞が聞き取れない所もあったのですが、それでもすごくこの映画が気に入ってしまいDVDの発売が待ち遠しくて仕方がありませんでした。9月にやっとDVDが発売され、今度は字幕付き(といっても英語字幕なのですが)なので、映画館で見た時には分からなかった台詞も確認しながら見ることができ、もっと楽しむことができるようになりました。もう、何回も何回も繰り返し見ています(一日に3回も見た日もあります(笑))。

日本でも是非、上映して欲しい! お勧めの映画です。(美穂)

2010/08/04

変な花見つけました。



お久しぶりです!確認してみたら半年ぶりの書き込みでした。前回書き込んだ時にはまだ夏の終わりだったのに、今はもう冬も終わりにさしかかり、春の気配さえ漂ってきています。この半年、それほど忙しかったというわけではなかったのですが、なんとなく書きそびれていました。いつも読んで下さっている皆さん、どうもすみませんでした。これからは、もう少しまめにページをアップしていこうと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
今回は先日、またコロマンデル半島にドライブに行ったときに見つけたちょっと変わった花をご紹介します。海沿いの道を走っていたら、民家の庭先に咲いていました。最初は花とは思わなかったのですが、近づいてみてビックリです!!この植物はサボテンの一種(多分そうだと思うのですが・・・)で、ニュージーでは良く見かけるのですが、花を咲かせているのを見るのは初めてでした。しかも、全長3メートルはあろうかというこの大きさ。私たちと比べてもこのサイズ。ちょっと気持ち悪いと思いませんか?(美穂)

2010/02/21

MURIWAI






ニュージーランドの夏も終わりに近づいているのか、早朝ずい分と冷え込むようになりました。とはいえ、まだまだ日中の日差しの激しさ、気温の高さは健在ですが。
先週、ブログにはアップしていなかったのですが、ムリワイビーチという場所に遊びに行ってきました。以前紹介したKUMEUから車でさらに15分ほど走った所でしょうか。そこはオークランドに住むサーファーたちのスポットでもあり、勿論海水浴に磯釣りなども楽しめます。しかし、僕たちの目的は海遊びではなく、カツオドリのコロニーを見に行くことでした。ちょうど子育てシーズンで、白い産毛に覆われたカツオドリのヒナを観察することができました。しかし残念なことにその時カメラを持って行くことを忘れてしまい、今週あらためてカメラを持ち、再びムリワイに行ってまいりました。(康祐)
翼を広げると1メートル以上もある大きなカツオドリが飛ぶ姿は優雅で本当に美しいです。コロニーまでの遊歩道からの景色も最高です。こんな自然が都会から車で1時間もかからない所にあるというのがニュージーランドの良いところです。
いつかサーフィンをしに行きたいと思っています。(美穂)

2010/02/08

COROMANDEL Ⅱ




またまたCOROMANDEL半島へ行ってきました。今回は前回と反対側の東海岸です。Cathedral Cove(大聖堂の入江という意味)という場所にあるビーチへ行ってきました。ここは高台にある駐車場から40分ほど山道を下った所にあるので、行くまでが大変ですが、林を抜けると突然白砂のビーチが開け、岩穴の向こうに青い海と奇岩を見ることができる素敵な場所でした。岩穴を通り抜けた先にもビーチが広がりそこでのんびりと過ごしました。水は冷たいのであまり海水浴向きではないです。(美穂)
綺麗なところでした。帰りには西海岸のオイスターショップまで遠回りしてその場で一人1ダース、持ち帰りで1ダース、またしても生ガキを堪能しました。(康祐)

2010/01/02

COROMANDEL








あけましておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願いします。
2010年元旦。クリスマスもそうでしたが、全く年の瀬年明けを意識することなく過ごしてしまいました。
とはいえ二人揃って休日だったので、昼くらいにコロマンデル半島目指して出発しました。なんでもコロマンデルにはウニがざくざく採れる場所があるらしく、なんとなくその漁場探し兼観光という目的で。
ところがこのコロマンデル、前評判で良い場所だとは聞いていたのですが、これが想像以上に良い場所で、海岸沿いのウネウネした道はとってもきれいで、ウニやらグリーンマッスル、コックルなど魚介の採れそうな場所も結構あり、いい感じでした。もっとはやく家を出ておけば良かった。なによりコロマンデルタウンの少し手前の店でたべたオイスターがとってもおいしかったです。(康祐)
あけましておめでとうございます!ニュージーランドは冷夏とはいえ、今は真夏なので、どうしてもお正月という気がしていないのが正直なところです。
オークランドから車で2時間半でこんなに景色の良い所まで来れるとは思いませんでした。コロマンデルは半島になっていて、今回は西海岸だけの観光で終わってしまったので、次回は東海岸まで足を伸ばしてみたいと思ってます。でも、またこのオイスターのお店には遠回りしてでも寄ってしまうんだろうなぁ~。今まで食べた中で、一番美味しいオイスターだと自信をもって言えます!!
今年もよろしくお願いします。(美穂)

KAWAKAWA






自分は基本的に土日祝日休みなのですが、美穂は週によって休みが変わり二人同じ日に休みになる事がなかなかありません。それでも休みが重なると車に乗ってどこかに向かいます。目的地も思いつきで決めるので前準備はまったくしません。この日も北の方にフンデルト・ワッサーが作ったトイレがどこかの街にあるから見に行こうとなり、途中スーパーで水を買い、テイクアウェイ寿司ショップで寿司を買い、ボクシングデーのバーゲンで買い物をした後、北に向かい出発しました。
カワカワという街にそのトイレはあったのですが、トイレ以外にも街を汽車が通っていたり、パン屋さんのウェッジポテト、チーズバーガーが安い上に美味しかったり大満足で、その後に辿り着いたパイヒアよりもずっと気に入りました。(康祐)
このトイレ、外見だけでなく、内装も細かくデザインされていて、ずっと見ていても飽きないくらい。こんな公衆トイレだったら、誰もが大切に使おうと思ってくれるはずです。実際、とてもきれいに維持されていました。トイレの中で写真を撮るのは普通なら気が引けてしまうところですが、入ってくる人のほとんどがカメラを片手に入っていました。恥ずかしながら、私はフンデルト・ワッサーのことをこれまで、全く知りませんでしたが、このトイレを見て、すっかり好きになってしまいました。(美穂)

Public Teaching

オークランドにいると日本では機会があってもなかなかチケットが取れなかったり、会場が遠かったりして機会を逃してしまいそうなイベントが、結構簡単にそのチケットが手に入ったりしかも会場は徒歩圏内であったり手軽に楽しめたりします。先日グリーンデイも来ました。会場近くで安くチケットを売ってあげると声をかけられましたが、その日は時間の都合がつかなくて断ってしまいましたが。日本でもそうなのかどうかは分かりませんが。
その、グリーンデイの公演の少し前、やっぱり世界的有名人な方がオークランドに来て、講演会をされました。その時の写真です。(康祐)
インドでも謁見することのできなかったダライ・ラマの説法会がオークランドで開かれました。一日目は公開トーク、二日目は説法会。本当は私たちには、公開トークの方が良かったのですが、仕事の休みの関係で、説法会に参加してきました。案の定、専門的な話過ぎて、さっぱりわからない部分が殆どでした・・・・。が、有名な人を近くで見ることができただけでも良かったです。(美穂)