2006/08/04

NOTICE!!

ミャンマーの人々はとてもやさしくて親切な人ばかりなのですが、中には観光客目当てに声をかけてくる残念な人がいますのでご注意ください。私たちの場合はヤンゴンのシュエダゴォンパゴダで、遭いました。最初に「何曜日生まれ?」と声をかけられ、私たちの曜日を答えると「僕も同じ曜日だから一緒に祠まで行きましょう。」と祠まで案内してくれます。でも何故か祠のお参りが終わっても一緒について歩いてくれたりします。その内にその人の友達だと名乗るお坊さんも偶然登場し、何故かそのお坊さんも一緒に歩き始めます。そして、私たちのためにお祈りをしてくれたりもするのですが、女性に触らないはずのお坊さんがお祈りのときに私の頭を触ったりと怪しさ満点になってきたため、途中で同行を断りました。すると、最初に出会った人が「僕はいいのですが、彼はお坊さんなのでお布施を払ってほしい。」と言ってきました。私たちは、これしかないと言い張り1ドルにも満たないお金で勘弁してもらいましたが、同じような手口で10ドル払わされた方もいましたので、皆さんご注意ください。ほかの人々が良い人たちなだけにこういう人がいるのはとても残念です。勿論、他の国でも同じような手口で声をかけられる事はよくあることだと思いますが、実際に被害にあったのは初めてだったので驚きました。被害額も少なかったので良い経験をさせてもらったと思うことにしました。(美穂)

そういった点ではヤンゴンはデンジャラスエリアですな。日本語で話しかけてくる人はまず怪しい。マーケットやチケット売り場へ連れて行って、キックバック目当ての方が沢山いらっしゃいます。
やはり日本人は世界一お人好しなので漬け込まれてしまうのですね。「10ドルくらいいいじゃない」とおっしゃる方もいるかも知れませんが、日本で「親切にどうも」と10万円あげるひとなかなかいませんものね。なにがしかの謝礼を必要とする時もありますが、その国の常識の範囲に留めるのが宜しいと思われます。そうしないと、世界の何処へ観光にいってもお金目当ての人たちにたかられる事になってしまいますよ。(康祐)

追記
当時から8年経って振り返ってみると、当時はなんだかすごく頭に来て(というかショックで)つづったこの記事ですが、いまではその出来事がすごく鮮やかで思わずクスリとしてしまうような記憶となっているから不思議です。
旅行の記憶は時間をかけて少しづつ自分の中で消化されて、思ったよりも長い時間をかけてどこかに落ち着いていくような気がします。感情をものすごく起伏させられた出来事ほど日常のなかでは気が付かない自分のリミッターを越えさせてくれて、知らなかった自分を発見する事が出来るんですよね。旅行というのはそういう機会を沢山与えてくれて、自分の中のものすごい才能やダメなところを教えてくれます。だから辞めることがなかなか出来なくなってしまうんではないかと思いますね(康祐)