2018/08/26

スパニッシュモス




 久しぶりの投稿です。気がつけば栗の投稿から3ヶ月も過ぎていました。もっとマメに書こうとは思っているのですが、なかなか続かずただ反省の毎日です。
 先日、以前から欲しかったスパニッシュモスを購入しました。名前にモスとつくのですが苔の仲間ではなく、パイナップル科のエアプランツなのだそうです。でも全くパイナップルの仲間には見えません。正式にはウスネオイデスと呼ぶらしいです。こうして吊るしておくと新芽を出して徐々に長く伸びていくそうです。エアプランツなので土は必要ないのですが、時々霧吹きで水を与えたり、バケツに張った水に浸けてあげる必要があるようです。
 せっかく吊るすなら何か可愛らしいもので吊るしたいと思い、麻ヒモを買ってきてハンギングネットを編んでみました最初に編んだのは右側の丈の短いもの。他に何か良いデザインはないかネットで探していたら左の丈の長い先端に鉢や花器を下げられるものが見つかりました。右のものは適当に結んだだけなのですが、左のものはマクラメ編みのうちの何種類かの編み方を組み合わせたものです。先端に小さなガラスのロウソク立てをつけています。


 買ってきたスパニッシュモスは一部が枯れかけていたため、その部分を切り取ったところ、短くて吊るせない枝が沢山出来てしまいました。その短い枝のためにはかぎ針編みでカゴを作ってみました。麻ヒモはゴワゴワしているので引っかかりやすくかぎ針で編むのが難しかったですが、なんとか形になりました(ちょっと歪んでいるのはご愛嬌ということで・・・)。


 初めてマクラメ編みをしたと思っていましたが、編んでいるうちに子どもの頃にミサンガを作ったのを思い出しました。その時は刺繍糸を使って編みましたが、今思えばあれもマクラメ編みの一つだったんですね。
 今回マクラメを編んでみて、すっかりはまってしまいました。次はマクラメ編みのアクセサリーにも挑戦してみたいと思っています。

2018/05/08

栗拾い2 料理編

 友人といった栗拾いで調子に乗って10キロも栗を拾ってきたわけですが、家に帰って栗を洗っている段階で早くも後悔。袋から出してみると、なんと大きなバケツに2杯分もあったのです。その日は一晩水につけておいて、翌日鬼皮むきを始めました。鬼皮ごと冷蔵庫で数日間保存しておくと甘みが増すようなのですが、私はその間に栗の中にいる虫が出てきたり、卵から孵化して増えてしまうのが怖かったので、すぐに鬼皮を剥くことにしました。
 下の写真のように栗のお尻の部分から包丁で切り込みを入れて引き剥くのですが、水につけて鬼皮が柔らかくなっているとはいえ鬼皮は硬いし、中の渋皮を傷つけないように慎重に剥かなければならないので、それはそれは大変な作業でした。康祐の協力も得て、夕方から始めて二人で夜中まで剥き続けました。後半は後先考えずに10キロも栗を拾ってきた事をひたすら後悔。。。一緒に行った友人は誰の助けも借りずに剥くというのに13キロも拾っていました。しかも日数はかかっても剥ききっていました(ただただ尊敬します)。でも同じ作業を集中して黙々と続けるのも楽しいものですね(時間が経った今だから言える)。



 鬼皮剥きが終わって、いよいよ料理していきます。まずはフライパンでゆっくり火を通してローストしてみました。少し塩を振ると栗の甘みが強く感じられて美味です。でも、冷めたら固くなって皮が剥きづらくなりました。


 そして定番の栗ご飯。ほくほくで美味しかったです。余った栗ご飯を塩おにぎりにしておいて、次の日に食べたのも美味しかった〜。


 そして渋皮煮。鬼皮を剥き終わった段階で、栗を渋皮に傷が付いているものと付いていないものに選別し、傷のないものは全て渋皮煮にしました。500ミリリットルの瓶に6個分できました。慎重に煮たつもりですが、煮ている間に渋皮が破けて煮崩れてしまったものが何個かあったので煮汁が濁ってしまいました。残念!!でも味は最高です。


 渋皮煮で煮崩れてしまった栗を使ってマロンペーストを作り、巨大モンブランもどきケーキを作りました。ケーキの間には渋皮煮の栗もゴロゴロ入れました。贅沢な一品です。


 同じマロンペーストを使ってシュークリームも作りました。ホイップした生クリームとの下に写真では見えないのですが、マロンペーストを入れてあります。


 そして次、これなんだと思いますか?
 実は渋皮を剥いた栗を一つ一つガーゼに包んだものなんです。なんだかてるてる坊主みたいで可愛らしいですが、これはマロングラッセを作る前に栗が煮崩れないように下準備したものなんです。栗の中で特に大きいものだけをマロングラッセ用に取り分け、栗を傷つけないようにナイフや竹串を使って慎重に渋皮を剥きました。これが今回の栗の作業の中で一番大変でした。でも栗が綺麗に剥けた時の達成感は病みつきになりそうでした。全部で80個近く剥いたでしょうか。

途中でガーゼが足りなくなり、不織布で代用したものも混じってます。
仕上がりはどちらも同じでした。

 そしてガーゼに包んだ栗を下ゆでした後、砂糖水につけたまま鍋の中で1日置き、翌日鍋を日にかけて砂糖水を温めたらさらに砂糖を加えて溶かしを4〜5日繰り返してどんどん砂糖の濃度を上げていきました。最終的に冷めた時に砂糖水の表面や栗の周りに砂糖の結晶ができるようになったら完成です。手間のかかる一品でした。売られているマロングラッセが高いのも納得がいきました。


 完成です!ツヤツヤしていて綺麗!!食べるのが勿体無いと言いながら早速お味見しました。途中で煮崩れてしまったものもありましたが(10個ほど)、初めての挑戦にしては良く出来たのではないかと思います(自画自賛)。職場の人にもお裾分けをしたら、喜んでくれました。「また作ってね〜。」と言われたけど、しばらくは無理かも。。。きっと来年の栗のシーズンには、あの手間のかかる工程の辛さも忘れて作るのでしょう。
 下の写真は、マロングラッセを煮た砂糖水を大学芋のタレとして使ったものです。砂糖水に栗の香りが残っているし、マロングラッセの仕上げに入れてラム酒の香りもあるので、大学芋というよりは上品なサツマイモのお菓子といった感じでした。
 この砂糖水も瓶詰めにして保存してあります。お菓子を作る時の甘味付けるのに使ったり、紅茶に入れて飲んでも美味しいです。


 この他に写真を撮る前に冷凍してしまったので写真がないのですが、栗の甘露煮も作りました。近いうちに栗きんとんを作ってみたいと思ってます。とにかく、栗づくしの1ヶ月でした。

2018/05/07

栗拾い

 もう1ヶ月も前のことになりますが、友人と栗拾いに行ってきました。オークランドの栗の旬は3月から4月にかけてになりますので、まさに旬真っ盛りでした。子供の頃、近所の山に行って栗拾いをした事がありましたが、ニュージーランドに来てから初めての栗拾い。楽しみで仕方がありませんでした。
 一緒に行った友人はニュージーで何度か栗拾いをした事があり、まずはオークランドの北部のSilverdaleという場所の近くにある彼女のお勧めの栗拾いスポットに行ってみたのですが、そこは個人のお宅の敷地にあり残念なことにそのお家の方が留守だったため、栗を拾う事が出来ませんでした。二年前まではスーパーのレジ袋一袋分を5ドルで拾わせてくれていたようなのですが、現在は一般の人に開放してくださっているのかもわかりませんでした。でもお家の裏にはまだ広い栗林が残っていました。
 気をとり直して、今度はオークランドの南部の町ClevedonにあるChestnut Charliesという栗拾い農場を目指しました。その農場は一般の人に栗拾いのために開放されている場所で(ウェブサイトもFacebookもあります)、入り口で受付の方から拾った栗を入れるためのバケツを借り、帰りに採った栗を計量してその分の支払いをするシステムでした。1キロで3ドルでした。スーパーで売ってる栗の値段が1キロあたり6ドルでしたので、栗拾いを楽しんだ上に半額で購入することができたというわけです。しかも採れたての新鮮です。今年はもう栗拾いのシーズンは終わってしまいましたが、Facebookで農場の開園日と閉園日をお知らせしてくれていました。
 バケツは貸してくれましたが、持ち帰り用の袋とバケツは自分で用意してきてねとFacebookには書いてあったので、用意していった方が良さそうです。栗のイガが痛いので厚手の手袋とトング、頑丈な靴(普通の布のスニーカーだと殻を足で開く時にイガが足に突き刺さってきます。)を用意していくことをお勧めします。


 農場の栗の木が思ったより小さかったので、農場に入った時は沢山栗を拾えるのか心配になりましたが、一つ一つの木に沢山実ってました。



 地面の上にはこんなに沢山の栗のイガが落ちていて、一つ一つ中身が入っているか確かめていくのが楽しくて仕方がありませんでした。風が吹くと上からイガが落ちてくることがあるので、当たらないように要注意です。当たると結構痛いです。


 中身が入っているイガを見つけたら、足で踏むように殻を開いて中の実を取り出します。時々超特大な栗の実が出てくることがあるので、その特大を引き当てる嬉しさが癖になって拾いだしたらなかなか止められませんでした。後半は大きな実の入っているイガを剥く前に見分けることが出来るようになりました(その能力他でいつ使うんだ?)。バケツが満タンになっても更に拾い続けて、最後に計量してみたらなんと10キロ!!もちろん全部お買い上げです。あー楽しかった!!


 ふとこの日に人を入れてなかった隣の農園を見ると、そこに羊が放たれていました。私たちが栗拾いをした農園も人を入れていない間に羊を放牧していたようで、栗のイガに混じって羊の糞も沢山落ちていました。栗拾いの際は羊の糞を踏まないように気をつけましょう。


 Clevedonといえば、我が家で時々牡蠣を買っている牡蠣の養殖場があります。栗拾いの後はそこまで少し足を伸ばして牡蠣を買い、牡蠣屋さんの庭に設置されているベンチで牡蠣を食べてきました。海の幸に山の幸、贅沢な1日となりました。

2018/04/30

収穫の秋

 オークランドはだいぶ気温が下がりすっかり秋らしくなりました。朝晩の冷え込みが強い日もあり、冬の気配を感じることも。。。今年の夏は例年に比べると気温が高く、ニュージーにしては珍しく寝苦しい夜も多かったので、早く冬になればいいのに〜、寒い方がまだマシなんて言ってたのがつい最近のことだったのですが、あっという間に秋です。寒くなってくると暑かった夏が恋しくなるものですね。なんと我儘なんでしょう。
 でも秋は美味しい食べ物の季節ですね、先日からこのブログにも書いているようにフェイジョア、イクラ、栗(栗は次回のブログで書くつもり)など様々な作物の収穫の時期となっています。今日スーパーに買い物に行ったら柿も売られていました。
 我が家の庭では、昨年の冬に植えたMiho Mandarinオレンジが早速実をつけてくれました。まだ小さな苗木なのに3個も実りました。一つ一つの実は小さいのですが、それでもこの苗木にとっては重たいようで、先日の嵐で添え木が外れてしまった時は地面にみかんがつきそうなくらいうなだれてしまって、そのまま枯れてしまうかと心配したほどでした。幸いにも枝が折れてはいなかったので、また添え木を固定してあげたら元に戻りました(良かった)。


 色が濃いオレンジ色になるまで待って収穫です。一番下の実はまだ色が薄いので二つだけ収穫しました。ツヤツヤの完熟みかんです。


 皮も柔らかくてとっても剥きやすいです。でもお味は、、、、
 酸っぱ〜い!!! 見た目はすごく甘そうなんですけど、なかなかの酸味です。でも味は濃厚で香りも豊か。野生的な味のする美味しいみかんでした。
 この苗木を買った時に一緒に買ったゆずは、花も咲かせて小さな実も生り始めたのですが、大きく育つ前に嵐で全部落ちてしまいました。まだ苗木も小さいので、収穫できるようになるまでにはもう少し時間がかかりそうです。


 

 そして、もう一つ我が家の庭で収穫したのは、毎年恒例の里芋です。今年は例年より2ヶ月近く早く収穫したのですが、おいしそうな芋がたくさん穫れました。里芋は連作は上手くいかないと言われてるのですが、私は気にせずに毎年同じ場所に植えています。今の所特に問題なく美味しいお芋が育っています。


 スーパーの袋が里芋でいっぱいになりました。


 里芋を掘っていたら、今年はもう時期も終わっただろうと思っていたミョウガも地面の中から何個か出てきました。思いもよらない副産物でした。


 里芋は他の根菜と一緒に肉だんご汁に入れて(康祐作)いただきました。柔らかくてなめらかな口当たりの美味しい里芋でした。


 我が家の庭では、レモンとライムも旬を迎え始めていて、先日ライムを初収穫。ジントニックに入れて飲みました。庭で穫れる野菜や果物でかなり楽しませてもらっています。

2018/04/24

念願のイクラ

 ニュージーランドでは、3月頃からイクラのシーズンを迎えます。毎年この時期になると、あちこちのスーパーマーケットでイクラを探し回っていましたが、去年、一昨年はタイミングが悪かったのか見つけることができませんでした。今年も3月に結構遠くのスーパーマーケットまで足を伸ばして探してみたりしたのですが見つからず、諦めていました。
 ところが、先日いつも買い物に行くスーパーで鮮魚コーナーを覗いてみたら、筋子が山のように売られていました(興奮しすぎて売り場の写真を撮るのを忘れてしまいました)。1キロで36.99ドル(1ドル80円くらいです)と決して安い値段ではないのですが、せっかくなので2腹購入。全部で25ドル程でした。
 ニュージーランドはサーモンの養殖が盛んで、地元の方もサーモンはよく食べるのですが、元々イクラを食べる習慣がなかったせいか、イクラが売られているのを見かけることはほとんど有りません。昔は捨てていたみたいです。もったいない、もったいない。
 ですので、スーパーで売られているのも鮭から取り出されたままの状態で、塩漬けにもなってなければ一粒一粒ほぐされてもいないので、すべて自分で下ごしらえをしなければなりません。インターネットで調べて下ごしらえを始めました。




 まずは、筋子を少し熱めのお湯(ギリギリ手を入れてられるかなぁというくらいの温度)の中に入れ、手で優しく揉みほぐしていきます。外の薄い膜が縮んでイクラが一粒一粒離れていきます。



 ほぐれたら、流水で洗いながら残った小さい膜の破片やゴミを取り除きます。左真のようにイクラが白くなってしまってるんですが、大丈夫。


 塩を振って、かき混ぜてしばらく置くと


 私たちの知っている透き通ったイクラに戻ります。本当に不思議です。


 しばらく水分を切ってから、味付けのためのお酒と塩を振り、一晩馴染ませれば完成です。今回は1リットルのタッパーの7分目くらいの量のイクラができました。


 早速軍艦巻きとイクラ丼にして美味しくいただきました。



 秋は美味しい食べ物の旬ですね。先日収穫した栗のこともまだ書いてないし、我が家の庭でもフェイジョア以外に収穫時なものがあるし、ありがたいことです。

2018/04/15

嵐の後



 今週の火曜日にニュージーランドに嵐がきました。特にオークランドでは被害が大きく、火曜日の夜から停電になった世帯が180000件、そのうち半分の世帯が数日間停電が続いたとのこと。幸い私たちが住んでいるエリアは停電にはならなかったのですが、数百メートル離れたエリアでは何日も停電が続いていました。ニュージーランドでは、暖房、給湯、調理用コンロが電気を利用している家庭が多いので、停電になると料理もできなければ、シャワーも浴びれない、温かいお茶すら飲めないという悲惨な状況になるのです。しかも嵐の翌日は真冬並みに寒かったので、大変な思いをされていた方も多かったようです。私が働いているカフェにも停電の影響で家で温かいものが食べられない、飲めない方が沢山来ていました。
 写真のように枝の折れた街路樹がそこらじゅうにあって、さすがに写真には取りませんでしたが、庭の木が倒れて家にのしかかっている家もありました。車で通ろうと思った道が倒れた街路樹で塞がれていてUターンしたりもしました。我が家でも嵐の間、窓に叩きつけられる雨の音が聞いたことない程大きく怖かったです。庭に置いてあるかなり重たいゴミ箱もあり得ない所まで飛ばされていました。私たちがニュージーに来てから一番ひどい嵐だったと思います。

 あらしの翌日、庭でそろそろ収穫どきを迎えるフェイジョアが風で一気に落ちていました。集めてみたら大きなボウルに5杯分。食べるには途方に暮れてしまう量です。ひとまず家にある砂糖で作れるだけのジャムを作ることにしました。この量の半分しか使えませんでしたが、それでも500mlのジャムの瓶で4本分もできました。残りも近々ジャムにする予定です。



 先週、栗拾いに出かけ大量の栗を収穫してきたところで、その日から連日栗の皮むきと調理に追われる日々が続き、やっと終わりかけた時にこの大量のフェイジョアの収穫となったのです。そのおかげで、ここ10日ほど連日保存食作りに明け暮れています。今頑張って調理して保存食にしておけば長い期間楽しめるので、大変ではありますがまさにうれしい悲鳴です。
 栗拾いと栗の調理については、また次のブログに投稿します。

2018/02/27

実家からの贈り物



 2月26日は私の誕生日でした。ついにバカボンのパパと同じ年(知っている人は知っている)に並ぶことになりました。つい先日、誕生日を迎えたばかりのような気がしていたのですが、時間が過ぎるのはあっという間です。恐ろしや〜!
 実家の母より小包を送ったとの連絡はもらっていたのですが、本当に誕生日当日に我が家に届きました。奇跡です‼︎
 中身はというと、必需品の部屋着パンツと好物の素麺にニュージーではなかなか手にかいらない葛粉。これで美味しいごま豆腐や葛きりを作ろうと思います。そして、赤い包装紙に包まれている箱の中身は、



 綺麗な紫色の切子のグラスでした。一つずつ柄とデザインが違っていてどちらも素敵です。焼酎のロックやビールを飲むのに丁度良さそうなサイズです。まだまだ暑い季節なので出番が多そうです。
 お父さん、お母さん、どうもありがとう! 大切に使います。

2018/02/16

近所のマーケット


ゴーヤや他の種類のウリも売っています。

大根を買ったお店。他のお客さんも真剣に大根を選んでいます。

 昨日から一週間ぶりくらいに晴れているオークランドです。先週末からのお天気は最悪でした。連日の雨に高い湿度と気温。もう晴れることがないんじゃないかと思うほどでした。
 せっかくの晴天なので、家の近くで開催されているマーケットに行ってきました。Wesley Marketと言って、野菜を売るお店やセカンドハンドの洋服、ちょっとした屋台の食べ物やさんなどが出店していました。あと魚屋さんもありました。
 Wesley Marketはのコミュニティーグループが地元の産業を盛り上げようと1994年から始めたマーケットとのことでここで売られている野菜はすべて地元オークランドで採れたものだそうです。圧倒的に野菜を売るお店の数が多かったです。しかもアジア系の方が運営するお店が多く、野菜の種類も普通のスーパーでは見かけないアジア系のものが結構売られていました。値段も一般的なスーパーマーケットよりはかなり安いですし、私がよく利用している中国系のスーパーよりも安いものが多くありました。
 今日のお目当は大根。以前からこのマーケットでは大きな大根が売られているよ。と聞いていたのですが、ありました!特大の大根!!いつも行くスーパーで売っているものの倍くらいの大きさのものが3ドル(240円程)で買えました。ちなみにそのスーパーでは2ドル(180円)。日本に比べれば高いかもしれませんが、ニュージーランドでは大根が売っていることすら珍しいほどなので、この値段で買えるのはありがたいです。




 どうですか、私と比べてこの大きさ。お買い得でした!切ってみたら水々しくて美味しそう。早速煮物を作っているところです。サラダにしても美味しいかも。
 ニュージーではこういうマーケットがいたるところで開催されてますが、土曜とか日曜に開催されていることが多いんですが、Wesley Marketは毎週火曜日と金曜日に開かれています。休みさえ合えばどんどん活用したいです。



 大根の煮物とビーフのステーキを盛り合わせてみました。上に刻みネギとミョウガ、海苔を乗せてワサビと一緒にいただきました。大根が柔らかくて最高です!

2018/02/01

嵐の多い夏


 今年の夏は例年より嵐の到来が多いニュージーランドです。今日も元サイクロンだった嵐(日本で言う台風が熱帯性低気圧に変わった後のもののようなもの)がニュージーの南島に接近していて、オークランドも直撃ではないにしてもその影響で昨日から風が強く、今日の昼過ぎからは激しい雨も降り出して大荒れの天気です。このような嵐はこの一ヶ月で3回目(だったと思う。少なくとも3回目)で、例年に比べると多いです。しかも強さも強いような・・・。今年はニュージーランドも異常気象のようで、一昨日までニュージーに来てから経験したことのない蒸し暑さが連日続いていました。例年なら扇風機もエアコンも必要ないくらい快適な夏なのですが、今年は本当に暑い。耐えられずに扇風機を買いに家電屋さんに行ってみましたが、考えることは皆同じ。何件か探してみましたがどこのお店も売り切れのようでした。オンラインでも品薄のようで、結局諦めることに。それを思えばこの嵐も恵みの雨なのですが、老朽化が進む我が家では困った問題が発生しました。



 雨漏りです。天井のペンキが剥がれてきていただけだったので様子を見ていたのですが、今年の夏の嵐の多さには耐えられなかったようです。とうとう水が落ちてくるようになりました。そろそろ大家さんに連絡を取らなければならなさそうです。ハァ〜面倒臭い。。。

 反対に今日は良いこともありました。お天気が荒れる前にお知り合いの日本人の方がもぎたての日本のキュウリを届けて下さいました。ニュージーランドで普段売られているキュウリはテレグラフという種類のもので、トゲがなく長さが30センチ太さが直径3センチくらいの大振りのもの。それはそれで美味しいのですが、水気が多く、身が柔らかいのが特長です。日本で育てられているようなキュウリは手に入らないのです。この方は日本のキュウリと同じ品種のものをご自宅で栽培しているとのこと、先日おすそ分けした青シソの種のお返しに届けてくださいました。このトゲと引き締まった身が懐かしい。


 酢昆布との和え物にしていただきました。パリパリの食感がたまりません。来年は我が家でも栽培しようかしら?ニュージーランドへの野菜の種の持ち込みは入国時に申請すれば認められると聞いたことがあるので、次回日本への帰国の際には挑戦してみようかと思います。





 話は変わりますが、先日康祐がたまたまツイッターで全く別の二人の人が同じハンドクリーム(薬?)のことをつぶやいていたのを見つけてきました。それはインドで販売されているクリームで、手にたっぷり刷り込んでおけばあかぎれや手荒れが数日できれいに治るとのこと。最近手荒れで悩んでいた私(しかもインド好き)はそのクリームの事が気になって仕方がありませんでした。
 まさか売ってはいないだろうと思いながら、自宅の近くのインド系スーパーマーケットで探してみたところ、


 ありました〜!
 その名もボロリン(と読むと思う)。殺菌効果のあるアユールベーダ(古代インドの医術)クリームと書いてあります。解説を読むと、殺菌効果のあるホウ酸(Boric Acid)と保湿効果のあるラノリン(Lanoline)が主成分でその二つの名前を合わせてBorolineと名付けられたのだそうです(なるほど〜)。お値段$2.99(日本円で240円程)でした。使い心地はかなりベタつくのですが、寝る前にこれをたっぷり塗って綿の手袋をして寝ています。さて効果のほどはいかに?
 使い始めて3日目ですが、回復の兆しありです。しばらく続けてみようと思います。