2018/02/01

嵐の多い夏


 今年の夏は例年より嵐の到来が多いニュージーランドです。今日も元サイクロンだった嵐(日本で言う台風が熱帯性低気圧に変わった後のもののようなもの)がニュージーの南島に接近していて、オークランドも直撃ではないにしてもその影響で昨日から風が強く、今日の昼過ぎからは激しい雨も降り出して大荒れの天気です。このような嵐はこの一ヶ月で3回目(だったと思う。少なくとも3回目)で、例年に比べると多いです。しかも強さも強いような・・・。今年はニュージーランドも異常気象のようで、一昨日までニュージーに来てから経験したことのない蒸し暑さが連日続いていました。例年なら扇風機もエアコンも必要ないくらい快適な夏なのですが、今年は本当に暑い。耐えられずに扇風機を買いに家電屋さんに行ってみましたが、考えることは皆同じ。何件か探してみましたがどこのお店も売り切れのようでした。オンラインでも品薄のようで、結局諦めることに。それを思えばこの嵐も恵みの雨なのですが、老朽化が進む我が家では困った問題が発生しました。



 雨漏りです。天井のペンキが剥がれてきていただけだったので様子を見ていたのですが、今年の夏の嵐の多さには耐えられなかったようです。とうとう水が落ちてくるようになりました。そろそろ大家さんに連絡を取らなければならなさそうです。ハァ〜面倒臭い。。。

 反対に今日は良いこともありました。お天気が荒れる前にお知り合いの日本人の方がもぎたての日本のキュウリを届けて下さいました。ニュージーランドで普段売られているキュウリはテレグラフという種類のもので、トゲがなく長さが30センチ太さが直径3センチくらいの大振りのもの。それはそれで美味しいのですが、水気が多く、身が柔らかいのが特長です。日本で育てられているようなキュウリは手に入らないのです。この方は日本のキュウリと同じ品種のものをご自宅で栽培しているとのこと、先日おすそ分けした青シソの種のお返しに届けてくださいました。このトゲと引き締まった身が懐かしい。


 酢昆布との和え物にしていただきました。パリパリの食感がたまりません。来年は我が家でも栽培しようかしら?ニュージーランドへの野菜の種の持ち込みは入国時に申請すれば認められると聞いたことがあるので、次回日本への帰国の際には挑戦してみようかと思います。





 話は変わりますが、先日康祐がたまたまツイッターで全く別の二人の人が同じハンドクリーム(薬?)のことをつぶやいていたのを見つけてきました。それはインドで販売されているクリームで、手にたっぷり刷り込んでおけばあかぎれや手荒れが数日できれいに治るとのこと。最近手荒れで悩んでいた私(しかもインド好き)はそのクリームの事が気になって仕方がありませんでした。
 まさか売ってはいないだろうと思いながら、自宅の近くのインド系スーパーマーケットで探してみたところ、


 ありました〜!
 その名もボロリン(と読むと思う)。殺菌効果のあるアユールベーダ(古代インドの医術)クリームと書いてあります。解説を読むと、殺菌効果のあるホウ酸(Boric Acid)と保湿効果のあるラノリン(Lanoline)が主成分でその二つの名前を合わせてBorolineと名付けられたのだそうです(なるほど〜)。お値段$2.99(日本円で240円程)でした。使い心地はかなりベタつくのですが、寝る前にこれをたっぷり塗って綿の手袋をして寝ています。さて効果のほどはいかに?
 使い始めて3日目ですが、回復の兆しありです。しばらく続けてみようと思います。