2017/06/13

Waipoua Kauri Forest

Tane Mahuta。木の手前に小さく写ってるのは康祐です。

Te Matua Ngahereまでの遊歩道。

Te Matua Ngahere

Te Matua Ngahereと康祐。

どちらのカウリに行くにも森の入り口で靴の裏を掃除、殺菌するためのブラシと消毒液が用意されています。カウリが感染しやすい病気を持ち込むのを防ぐためなのだそうです。


  6月9日から10日にかけて一泊で旅行に行ってきました。宿泊先はオークランドより車で4時間ほど北上したHokiangaという地方のOpononiという小さな海辺の町なのですが、行きにその道のりの途中にあるWaipoua Kauri Forestに立ち寄りました。ここは2年前にも訪れたことのある場所です。前回は途中で雨が降り始め、森の中をずぶ濡れになって歩きましたが(それはそれで、とても気持ちが良かったのですが)、今回は雲ひとつない快晴でした。
 まず最初にニュージーランドで最大のカウリであるTane Mahuta(タネ・マフタ)を訪れました。カウリはニュージーランドの北島にしか分布していないナギモドキ属の樹木です。Tane Mahutaとはニュージーランドの先住民のマオリ族の言葉で「森の神」という意味なのだそうです。森の神と呼ばれるだけあってもの凄い存在感です。次にTane Mahuta
Te Matua Ngahere(テ・マトゥア・ナヘレ)というカウリも訪れました。マオリ語で「森の父」という意味なのだそうです。 Te Matua Ngahereに行くには森の中を遊歩道に沿って15分程歩くのですが、その遊歩道の傍にも大きなカウリが生えていたり、苔がむしていたりして、まさにニュージーランドの原生林を歩きます。前回はこの森を雨の中歩いたのですが、今回は天気が良かったので日の当たり方も前回とは全く違って、まるで別の森を歩いているようでした。森の中の空気はひんやりとしていて濃密で、歩いていてとても気持ちが良かったです。(美穂)