2015/12/23

母とニュージーランド旅行⑩

ようこそ、ボルドウィンストリートへ “世界で一番険しい道”と書かれています。

ボルドウィンストリートはギネスブックにも認定された世界で一番急な坂です。

なかなか急さを写真で表すのが難しいです。

坂の途中にある家を坂の傾斜にカメラを合わせて撮ってみました。
家がすごく傾いているように見えませんか?こうやってみると、坂の急さが分かるかも。

ダニーデンの鉄道駅です。

大きすぎて全体像が写真に納まりきれません。

今は観光用のタイエリ渓谷鉄道が少し離れたミドルマーチという駅との間を
一日一往復しているだけなんですが、駅構内は誰でも自由に入ることができます。

床のタイルも鉄道の絵が描かれています。

二階に上がると素敵なステンドグラスが。

よく見るとこれも鉄道の絵になっています。

母の座っているベンチの後ろにあるのが、昔チケット販売窓口です。
壁の細工とかが素敵ですね。

ホームです。

オタゴ・ファースト教会です。一番高いところまで60メートルもあるのだそうです。

中に入ってみると大きなパイプオルガンがありました。
写真には入りきらなかったのですが、天井のデザインも美しかったです。

セントポール大聖堂です。中には入りませんでした。

市庁舎です。セントポール大聖堂のすぐ隣に建てられています。

ダニーデンの空港です。小さな空港で、牧場に囲まれていました。よーく見ると飛行機の後ろに牛が写っています。

今回の全行程を地図にしてみました。クイーンズタウンからミルフォードサウンドまでの往復はバスを利用しましたが、その他はレンタカーで自分たちだけで移動しました。総走行距離は968kmでした。


 旅行最終日後編です。オタゴ半島を後にしてダニーデン市街に入ってから、まず世界一急な坂で有名なボルドウィンストリートへ行ってみました。ギネスブックにも認定されている坂で、実際に一番上まで歩いて登ってみましたが、結構大変でした。でもなかなか写真では伝わらないですね。車でも登ることができるので、母を誘ってみましたが「降る時に止まれなくなったら怖いから。」と断られました(笑)。
 次に訪れたのが、ダニーデン駅舎です。ここは大通りから見える所に建てられているのですが、すぐ目に留まるほど美しいデザインの建物です。建物なかもとても素敵で、だれでも入場料など払わずに入れるのですが、なかなか見ごたえがありました。次は時間を合わせて、この駅から出発するタイエリ渓谷鉄道に乗ってみたいです。
 その後、何件か教会など古い建築様式の建物を巡り、ダニーデン観光を終わりにしました。ダニーデンはスコットランドからの移民が多かったため、町の建物の建築様式や地名がスコットランドからのものが多く、ニュージーランドの他の町とは違った独特の趣がありました。自然も豊かな場所なので。野生の動物観察にも良い場所です。ぜひまた訪れてみたいと思います。
 さてさて、観光を終えて空港に向かったのですが、思った以上に市街から離れていて本当に空港があるのか心配になるくらい何もない牧場地帯まで行った先にありました。直前まで近くに空港があるのが分からなかったくらいです。そして、小さな空港なので滑走路のすぐ近くに牛が放牧されていて、何とも言えないのどかな空港でした。離陸の時のすさまじい音にも全く臆することなく草を食べ続けている牛に見送られながらダニーデンを後にしました。

 長くなりましたが、母との南島旅行の投稿はこれで終わりです。5泊6日の旅行でしたが、あっという間に過ぎてしまいました。でも中身は濃厚でブログに書ききれてないことも沢山あり、またもっと時間をかけて回っても面白いコースだと思いました。母と二人きりでこんなに長い時間過ごしたのはこれが初めてでしたが、母の意外な一面が発見出来たりして本当に良かったです。天気にも恵まれ、沢山の美しい景色、美味しい料理を堪能し、素晴らしい経験が得られました。タイヤのパンクなどのハプニングもありましたが、楽しい旅行となりました。また一緒に来れたらいいなと思います。