2015/12/23

母とニュージーランド旅行⑪

オークランドのランドマーク、スカイタワーです。

上まで上がってみました。足がすくみます。

幼稚園の遠足でも来てました。子供たちは高いところが平気みたいです。
「ハーバーブリッジ!、ハーバーブリッジ!」とみんなで連呼してました。可愛い♡

一方、窓に近づくだけで必死な大人たち。笑顔が引きつってしまいます。

こちらは、タワーに上る前に一階で撮った写真を夜景と合成してもらった写真。余裕の表情です。

オークランドの目抜き通り、クイーンストリートの建物です。

ここはクイーンストリートから少し脇道に入ったところ。カフェやレストランが並んでいます。
皆さん、昼間からビールを飲んでいたりして楽しんでますね。

これはブリトマート駅の駅舎です。オークランド市街の中心地にある電車の駅です。ホームは地下にあります。

これはフェリーの発着所です。100年以上の歴史のある古い建物です。ブリトマート駅のすぐ近くにあります。

フェリー発着所のある港です。

街歩きに疲れ、バス停でちょっと休憩です。

最終日の夕食です。ベーコンとトマトのパスタ、スモークサーモンのサラダ、
カマンベールチーズ、魚の卵の燻製を旅先で買ったワインと一緒に。

頂きました!


 南島の旅行を終えた翌日、オークランド市街をお土産を買いがてら散策することにしました。まずは、スカイタワーへ。実は私は8年近くオークランドに住んでいるのに一度もスカイタワーへ登ったことがなかったのです。これを言うと大概の人に驚かれます(笑)。30年も東京に住んでいたのに東京タワーも1,2回しか登ったことがなかったくらいなので、どこにいてもあまり変わらないですね。いつでも登れるような気がして、ついつい後回しにしていました。基本的には高いところが平気な私ですが、スカイタワーのエレベーターが床の一部が透明になっていて下が見える作りで、なおかつかなりの高速で上の階まで一気に上がるのには足がすくんでしまいました。最上階に上がってからも親子そろってへっぴり腰です(笑)。でも、自分が住んでいる街を高いところから見下ろすのもたまにはいいものですね。海もとても綺麗で、オークランドをさらに好きになりました。
 スカイタワーを後にして、街を散策しました。普段見慣れている街も改めてみると古い建物が多く、写真に撮ってみると新鮮でした。
 お土産も無事そろい、家に戻って母滞在最終日の夕食です。南島で買ったワインも楽しみました。長いようであっという間に終わってしまった母のニュージーランド滞在でした。チケットも以前に比べると大分安くなってきているし、一度来て勝手も少し分かったと思うのでまた気軽に来てもらえたらなと思っています。今度は父も案内せねば!
 のんびりと書いていたら、旅行が終わってもう1ヶ月以上も経ってました。時間が過ぎるのはあっという間ですね。これで、母の滞在記は終了です。

母とニュージーランド旅行⑩

ようこそ、ボルドウィンストリートへ “世界で一番険しい道”と書かれています。

ボルドウィンストリートはギネスブックにも認定された世界で一番急な坂です。

なかなか急さを写真で表すのが難しいです。

坂の途中にある家を坂の傾斜にカメラを合わせて撮ってみました。
家がすごく傾いているように見えませんか?こうやってみると、坂の急さが分かるかも。

ダニーデンの鉄道駅です。

大きすぎて全体像が写真に納まりきれません。

今は観光用のタイエリ渓谷鉄道が少し離れたミドルマーチという駅との間を
一日一往復しているだけなんですが、駅構内は誰でも自由に入ることができます。

床のタイルも鉄道の絵が描かれています。

二階に上がると素敵なステンドグラスが。

よく見るとこれも鉄道の絵になっています。

母の座っているベンチの後ろにあるのが、昔チケット販売窓口です。
壁の細工とかが素敵ですね。

ホームです。

オタゴ・ファースト教会です。一番高いところまで60メートルもあるのだそうです。

中に入ってみると大きなパイプオルガンがありました。
写真には入りきらなかったのですが、天井のデザインも美しかったです。

セントポール大聖堂です。中には入りませんでした。

市庁舎です。セントポール大聖堂のすぐ隣に建てられています。

ダニーデンの空港です。小さな空港で、牧場に囲まれていました。よーく見ると飛行機の後ろに牛が写っています。

今回の全行程を地図にしてみました。クイーンズタウンからミルフォードサウンドまでの往復はバスを利用しましたが、その他はレンタカーで自分たちだけで移動しました。総走行距離は968kmでした。


 旅行最終日後編です。オタゴ半島を後にしてダニーデン市街に入ってから、まず世界一急な坂で有名なボルドウィンストリートへ行ってみました。ギネスブックにも認定されている坂で、実際に一番上まで歩いて登ってみましたが、結構大変でした。でもなかなか写真では伝わらないですね。車でも登ることができるので、母を誘ってみましたが「降る時に止まれなくなったら怖いから。」と断られました(笑)。
 次に訪れたのが、ダニーデン駅舎です。ここは大通りから見える所に建てられているのですが、すぐ目に留まるほど美しいデザインの建物です。建物なかもとても素敵で、だれでも入場料など払わずに入れるのですが、なかなか見ごたえがありました。次は時間を合わせて、この駅から出発するタイエリ渓谷鉄道に乗ってみたいです。
 その後、何件か教会など古い建築様式の建物を巡り、ダニーデン観光を終わりにしました。ダニーデンはスコットランドからの移民が多かったため、町の建物の建築様式や地名がスコットランドからのものが多く、ニュージーランドの他の町とは違った独特の趣がありました。自然も豊かな場所なので。野生の動物観察にも良い場所です。ぜひまた訪れてみたいと思います。
 さてさて、観光を終えて空港に向かったのですが、思った以上に市街から離れていて本当に空港があるのか心配になるくらい何もない牧場地帯まで行った先にありました。直前まで近くに空港があるのが分からなかったくらいです。そして、小さな空港なので滑走路のすぐ近くに牛が放牧されていて、何とも言えないのどかな空港でした。離陸の時のすさまじい音にも全く臆することなく草を食べ続けている牛に見送られながらダニーデンを後にしました。

 長くなりましたが、母との南島旅行の投稿はこれで終わりです。5泊6日の旅行でしたが、あっという間に過ぎてしまいました。でも中身は濃厚でブログに書ききれてないことも沢山あり、またもっと時間をかけて回っても面白いコースだと思いました。母と二人きりでこんなに長い時間過ごしたのはこれが初めてでしたが、母の意外な一面が発見出来たりして本当に良かったです。天気にも恵まれ、沢山の美しい景色、美味しい料理を堪能し、素晴らしい経験が得られました。タイヤのパンクなどのハプニングもありましたが、楽しい旅行となりました。また一緒に来れたらいいなと思います。

2015/12/21

母とニュージーランド旅行➈

ラ―ナックロッジでの朝食はこの元馬小屋だった建物の中で食べました。

私が頼んだのはワッフルです。山盛りのワッフルでした。

母はハッシュドポテト、オムレツ、ハム、ソーセージ、焼きトマトの盛り合わせ。

食堂の奥には馬(置物)がいました。

これはラ―ナック城への入り口の階段です。年季の入った石の色が素敵です。

この部屋は前日の夜に夕食を食べた音楽室です。家具が変わると雰囲気も随分違ってくるのですね。驚きました。

この部屋が、本来のダイニングルームです。
夕食を食べるお客さんが少なければここで食事をすることができるそうです。

らせん階段も素敵です。4階まで続いています。

これは元々の持ち主のラ―ナック氏が使っていた家具だそうです。
殆どすべての調度品が売却されていたのを現在のお城のオーナーさんが根気よく探して
何点か買い戻したのだそうです。この家具も買い戻された物の一つだとのこと。

正面玄関を入ってすぐのホールです。
床のタイルと正面突き当りのステンドグラスの上の方に猫のモチーフが入っています。

ステンドグラスの上の猫の描かれている部分を拡大。スコットランドのヤマネコなのだそうです。


お城の向かって右手にある建物は舞踏室としてラ―ナック氏が娘の誕生日のお祝いに建てたものだそうです。
現在はカフェになっています。

舞踏室の中です。
パーティー会場として貸切ることも出来るそうで、結婚式の会場としても使われるみたいです。

オタゴ半島の海岸沿いの道からの景色です。

オタゴ半島の先端の岬まで行ってみました。風が強くて気温も低いので本当に寒かった!


岬の先端にあるアルバトロスセンターです。
この時期はアホウドリの営巣期のため、巣に近づくことが出来ないとのこと。
アホウドリ見学は諦めました。代わりに剥製で大きさを体感。


 南島旅行6日目です。いよいよ最終日となりました。オークランド行きの飛行機は夕方6時発なので、それまでダニーデンの観光をすることにしました。まずはしっかりと朝ご飯を食べなくては。写真の朝食の他にフルーツやトースト、シリアルなどをセルフサービスで取ることができました。お腹いっぱいに食べました。
 朝食の後は宿をチェックアウトして、お城の中を見学しました。日本語の解説が書かれているパンフレットも置いてありました。お部屋一つ一つの説明が分かりやすく載せられていました。建物も素敵ですが、調度品も素敵なものがありました。一階のビデオルームで改装される前のボロボロの状態から改装をする過程を記録した映像が流されていて、今の状態にするまでの苦労が良くわかりました。本当に沢山の手をかけて作り直されていました。
 ラ―ナック城を出発して、オタゴ半島の先端を目指しました。先端にはアルバトロス(アホウドリ)センターがあり、アホウドリの営巣地の観察ツアーなどが催行されています。ただ、私たちが訪れた時期はアホウドリの営巣期で巣の近くに立ち入ることができず、別の場所からになってしまうのだそうです。そこからだと、アホウドリを見ることのできる可能性が低いと聞いたので、今回はツアーへの参加は諦めました。しかも強風と気温の低さで、ちょっと外を歩いただけで退散しました。でもセンターの中に展示されていたアホウドリの剥製の大きさには驚きました。こんな大きな鳥が飛んでいるところを実際に見てみたいですね。それも次のお楽しみとなりました。
 このあと、オタゴ半島をからダニーデン市街に向かい歴史的なスコットランド様式の建築を見学したりしたのですが、写真が多くなりすぎるので次の投稿に回したいと思います。


2015/12/16

母とニュージーランド旅行⑧

モエラキボールダーズです。モエラキという町の海岸なのですが、大きな丸い岩が沢山転がっています。
昔はもっと沢山あったみたいなのですが、庭石にするために持って帰ってしまった人がいたりしたみたいです。
もちろん、今は禁止されているので出来ませんが、いったいどうやって持って帰ったのでしょう?

もう少し潮が引いてれば岩に近づけたのですが、今回は遠くから眺めるだけです。

直径1.5mはありました。波で削られて丸くなったのではなく、
微粒子を核として周囲に水晶化したカルシウムと炭素物質が集積して出来たもののようです。
400万年かけてこのサイズになったと言われています。
ひびが入ったり、砕けてしまっているものもありました。

ラ―ナック城。お城といっても王様が住んでいたわけではなく、
1800年代にラ―ナックという大富豪の方が個人で建てた大邸宅です。
ラ―ナック氏がお城を手放してから、荒れ放題になっていたお城を現在の所有者が1967年に買い取り、
修復したとのことです。ニュージーランドに現存する唯一のお城です。

ラ―ナック城の敷地内にある宿泊施設です。

お部屋の中は天蓋つきのベッドがあって、ゴージャスな気分になれます。

お部屋からの眺めも最高です!

ここは元々馬小屋だった建物です。この中も今は宿泊施設になっています。
1階は朝食を食べるためのダイニングになっています。

お城の建物も素敵なのですが、お庭も素敵です。とても手入れが行き届いてました。

このアーチも花のつぼみが沢山つき始めていました。黄色い花のようでしたが、満開になったらとても素敵ですね。

つつじは満開でした。

お城の中でディナーです。ダイニングに案内される前に図書室に集まり、飲み物を片手に歓談のひと時です。
ワイングラスにお城のロゴがプリントされてました。猫がモチーフになっていて可愛らしいです。

ダイニングに案内されてディナーの始まりです。
他の宿泊者と同席のパーティースタイルなのですが、この日は希望者が多く(20人程)、
普段のダイニングには入りきれず、特別に音楽室でのお食事となりました。本当に晩餐会みたい。
隣のイギリスから来ていたご夫婦も気さくな方々で楽しい食事になりました。

母のメインはビーフステーキ

私はラムを選びました。

今回はテカポからダニーデンへの移動の内のモエラキからダニーデンまでの行程を書きました。

ラ―ナック城はダニーデンの市街ではなく、市街からオタゴ半島まで足を延ばした所にあります。
市街から車で30分足らずで到着です。


 今回は旅行5日目の続きです。オアマルを出発して南に40キロ程のところにあるモエラキという町の海岸に立ち寄りました。ここは、モエラキボールダーズという海岸にゴロゴロと転がっている丸い巨岩で有名な場所です。海岸に降りていくと、確かにそこら中に丸い大きな岩が転がっています。私たちが訪れた時間は、それほど潮が引いていなかったので多くの岩が海の中であまり近づくことは出来ませんでしたが、でも沢山の岩を見ることができました。これらが自然にできたというのが、本当に不思議です。ここはニュージーに初めて来たときに読んだガイドブックに写真が載っているのを見て、ずっと来てみたいと思っていた場所でした。念願かなって感動も倍増です。
 さてさて、モエラキを後にして目指すはダニーデンです。更に海岸線に沿って南下します。今回のダニーデンでの宿泊はラ―ナック城というお城の敷地内にあるロッジです。ダニーデンの市街を通り越してオタゴ半島を目指しました。このお城は高台にあるので、お城までの道のりからの景色もなかなかのものでした。5時過ぎにようやく到着です。車からおりて驚いたのが、気温の低さでした。モエラキまではそれ程感じなかったのですが、ダニーデン来たら急に肌寒くなりました。お天気も良かったし、5時だと太陽もまだ高いのですが、季節が変わってしまったかのように風が冷たくなりました。少し南下しただけで、随分寒くなってしまうものなんですね。驚きました。
 お城に到着して、早速お庭を散策です。通常だとお城への入場料とお庭への入園料がかかるのですが、宿泊者は無料で散策できます。5時過ぎでお城の中の見学は終わってしまっていました。でもこのお城はお庭の美しさでも有名な場所なんです。とても手入れが行き届いていて、素敵なお庭でした。が寒かったので少し早めに切り上げました。そして7時半からお城の中のダイニングで素敵なディナータイムです。メニューの中からあらかじめ注文をしておいたお料理がゆっくりと運ばれてきて、途中このお城にまつわる色々なお話を聞いたり、隣の席のお客さんと会話したりしながら2時間程かけて食事を楽しみました。こんな形式の食事は初めてで、貴重な経験となりました。英語が話せない母も隣の席の方に話しかけられて、片言ながらも大奮闘していました。暗すぎて写真には撮れませんでしたが、夜のお城の中はとても素敵な雰囲気でした。後で、この屋敷に住んでいた奥様の幽霊が出るといわれる部屋があると聞いて、少し怖くなりましたが・・・