2007/01/31

プリー










ガンジス川の終着点ベンガル湾を眼前に臨む町プリー。ここはジャガンナート神の祭られている聖地。
とはいえのどかな所です。最近はリゾート開発が進み、新築のホテルが増えました。僕らが宿泊した宿は“PINK HOUSE HOTEL”海に面した立地条件最高の宿です。懐かしい友人にもそして犬のカーロにも再会出来ました。(康祐)

ジャガンナート寺院は信者でないと入れないため、私達は外から眺めるだけです。とっても大きな神殿が見えました。祭られている神様はアニメのキャラクターのような可愛いらしい姿をしています。私達の旅の名刺にもしています。
町はとっても静かな田舎町といった雰囲気です。町の人は日本人に友好的で街中で片言の日本語で話しかけられることもしばしばです。(美穂)

HOMY PAYING GUEST HOUSE










ヴァラナシで6年前お世話になり、今回もほぼ2ヵ月に渡りお世話になった宿“HOMY PAYING GUEST HOUSE”。前頁のターリーや朝食もこの宿のホームメイドです。ホーミーの家族、そしてノブさん、色々とお世話になりました。(康祐)

この旅行に出発する前から、ホーミーのターリーは美味しいと康祐に聞かされていて、今回やっと味わうことができました。しかも2ヵ月間も。ママさんの愛情たっぷりの美味しいインドのおふくろの味でした。ホーミーの家族は私達にまるで家族の一員のように温かく接してくれました。(美穂)

2007/01/25

アッカイのチャイ屋






宿の近くに最近チャイ屋が出来ました。先日美穂の左手にへナを描いてくれた彼女の旦那さんアッカイのお店です。時間がある時はよくチャイを飲みに行きます。すぐ近くには“いもちゃんの店”があるので、両方顔を出しています。両方ともPANDY GHATにあるので、これからこの近くに来られる方は、どちらもご贔屓に!!(康祐)

アッカイのお店はとっても良い雰囲気です。ガート(沐浴場)へ降りる階段の途中に腰掛けてガンジス川を見下ろしながらのんびりとチャイを楽しんでいます。(美穂)

シタール









ずーと待ち望んでいた私たちのシタールが遂に出来上がりました!!。色を黒に塗り替えてもらうのに時間がかかりましたが、出来上がったシタールの音の良さに感動です!(美穂)

なかなか仕上げてくれないので、最後には手を出しました。暴力を振るったわけではありません。なかなか楽しかったです。シタールは私たちのグルジー(先生)アルヴィンドと同じ6本弦。通常は7本。6本の特徴は・・・良く分かりません。これは、“Rikihi Ram”以上の出来のシタールが出来たと確信してます(ジョージもびっくり!)。写真:シタールを磨いているのはジェイン。シタールを抱えているのは、シタール技師の先生です。(康祐)

へナ





先日、宿に掃除をしにきてくれているアッカイの奥さん(新婚)にへナを描いてもらいました。へナは植物のペーストを皮膚の上に乗せて、乾いてから落とすとタトゥーのようにその柄が残るものです。私は手のひらに絵を描いてもらいました。孔雀のモチーフです。夕方にへナを乗せ、翌日の朝まで一晩かけて乾燥させてからオイルでへナを落とします。その後も手を洗わずにオイルをつけたまま2時間放置してやっと完成です。とっても綺麗に仕上がって気に入っています。地元の女の子の話によれば、色が濃く染まれば染まるほど異性に想われているとのことで、恋占いにもなっているようです。(美穂)

2007/01/24

いもちゃん





 宿を出てガンガーに降りて行くとあるチャイ屋「いもちゃん」。バラナシーに行く日本人旅行者の多くが知っているかもしれません。チャイ屋だけではなく、ボートも出してくれます。ボートを漕いでくれるのはイモちゃんの兄弟たち。
 私の知る限り2007年の時点では男5人女?人の兄弟姉妹。私が2001年にヴァラナシに行った時は一番上のお兄ちゃんが、まだ小さかった兄弟の面倒をしっかり見ていました。その光景をみていい兄弟だなーと思った事を鮮明に憶えています。たしか貝を餌にした釣りの仕方を教えていたんですね。
 時は流れ、2006年一番上のお兄ちゃんは結婚し大阪へ。今ではイモちゃんが店を切り盛りしています。
 写真上からイモちゃん・サンジェイ・ティンクー・スラジ。
 ヴァラナシーにお立ち寄りの際には訪ねてみて下さい。(康祐)

サラスワティ





1月23日~24日に行われた、学問・芸術の神様サラスワティのお祭りの模様です。サラスワティーを乗せた神輿が町を練り歩き、最終地であるガンガーに辿り着くと、ご神体は船に乗せられ、沖の方で河に流されます。(康祐)

2007/01/21

ヴァラナシーでの食事 <番外編>














 ヴァラナシーでの食事はほとんど泊まっていた宿で作ってもらっていました。(※最後の2枚を除いて宿での食事)前回のスレッドで朝食と昼食のターリーはアップしたので、今回は番外編です。
 写真上から、
 チャパティーを焼いているところです。インド料理といえば、ナーンというタンドリーで焼くパンが有名ですが、ナーンはインドでは北西部のあたりで主に食べられていて、どちらかというとこのチャパティーの方が一般的にはよく食べられていると思います。ものすごくシンプルなパンですが、作る人によって美味しさに違いが出るので不思議です。この宿(HOMY PAYING GUESTHOUSE)のお母さんが焼くチャパティーは本当に美味しいです。写真では最後に直火に当ててチャパティーの中に層を作っています。
 次の写真は宿の一人娘スウィーティーがベイガンを焼いているところです。ベイガンはインド語で茄子の事です。かなり大ぶりのナスです。これを天然の固形燃料で直火焼きしてます。この固形燃料は、あるものを集めて・コネて・壁に投げつけるように張り付けて・乾燥させたものです。さてあるものとはいったいなんでしょうか?
 さて焼きあがった茄子ですが、この日は美穂と私の大好物としてお昼ごはんに登場しました。この焼きナスの中身にダニヤ(フレッシュコリアンダー)・グリーンチリ・マスタードシード・塩・その他スパイスを混ぜ合わせ、ターリーのおかずの一つとなりました。私たちは毎日「茄子が食べたい」と呪文のようにリクエストしていたので、滞在中色々な形のナス料理を作ってもらっていました。
 次にビリヤーニやマサラドーサーといった有名なインド料理家庭版。そしてお粥のようなものはキチリー(キチョリー)と呼ばれるミルク粥です。修行のため弱っていたお釈迦様がスジャータに食べさせてもらったのがこのキチリーという逸話もありますよね。その下のはなんでしょ?よくわかりませんがチヂミみたいなものでした。
 そして漬物各種。唐辛子の辛みと発酵による酸味。これがターリーや食事に添えられているだけでさらに一味どころか何味も美味しくなってしまいます。私のお勧めは青マンゴーのものです。
 最後におまけ中のおまけ。ベンガリトラにある日本・韓国料理レストラン。ご覧のとおりかき揚げ天そばです!かき揚げが「これでもかこれでもか」ともられています。やっぱり、ネパールの日本食のクオリティーとつい比較してしまうのですが、なんだかこの山盛りのかき揚げがこのレストランの人の誠実さみたいな気がして、不思議と嬉しい夕ご飯でした。(康祐)