2017/06/26

柚子の苗木を購入!

庭に植えたゆずの木


 先日、ガーデニングショップへ庭に植える花の苗を買いに行った際に柚子の苗木が売られているのを見つけました。以前、柚子の苗木が売られていると人から聞いたことがあったのですが、一度探しに行った時に売っておらずそのまますっかり忘れていました。苗に付けられた札にもYuzu Lime Dwarfと書いてあります。Limeはライムの事ですが、 Dwarfというのはおとぎ話などに出てくる小人のことで、この苗木は大きく育たないように改良されている品種のようです。説明では樹高が2メートル程までしか育たないので、収穫しやすいと書かれていました。柚子専用の札が無いようでライムの札の上にYuzu Lime Dwarfと貼り付けてありましたが、葉っぱがちゃんと柚子の葉の形をしています。
 そして、柚子の苗木を選んでいると隣にこんなものを見つけました。





 Mandarinという日本でいう温州みかんと同じ種類のみかんの苗なのですが、札の名前をよく見てみるとMiho Dwarfとなっています。みかんの苗木は買うつもりはなかったのにこの苗木も柚子と合わせて思わず買ってしまいました。これも名前にDwarfとついている通り、あまり大きくならない品種のようです。どうしてMihoという名前が付いているのか分かりませんが(もしかしたらMihoさんという方が品種改良されたのかもしれませんね)なんだか嬉しくなっちゃいました。大切に育てようと思います。
 どちらも柑橘類なので実がなるようになるまで時間がかかると思いますが、収穫できるようになるのが楽しみです。(美穂)

2017/06/19

Waitakere Ranges Regional Park

Arataki Visitor Centreの駐車場。霧に覆われています。

Visitor Centre前。

Visitor Centreのデッキから。眼下が霧で真っ白で雲の上にいるみたい。



 6月17日に家から車で30分ほど離れたところにある、Waitakere Ranges Regional Parkに行ってきました。この自然保護区は広大なエリアなのでとても1日で回りきることはできませんが、この日はこのエリアにあるArataki Visitor Centreまで行き、そこから伸びるトレッキングコースを散策してきました。
 この日の天気は快晴。にも関わらず、Visitor Centreの周辺は濃い霧が出ていて、幻想的な景色になっていました。オークランドでは冬になると海で発生した霧が陸に流れ込んできて一面真っ白になることが時々あります。Visitor Centreは少し高台にあるので、まるで霧の上に浮かんでいるみたいでした。


ずっと探していたアイスクリーム。バナナキャラメル味です。

嬉しそう。


 Visitor Centreの売店で、ずっと探していたアイスクリームを発見。康祐が職場のランチでこのアイスが配られたのを食べて美味しかったと言っていたので、いつか食べたいと思っていたのですが、スーパーマーケットでは売っておらず、ずっと探していたものが何故かこの売店で売っていました。外の景色を楽しみながら美味しいアイスクリームを堪能しました。美味!

トレッキングコースの最初にある展望台。遠くまで一面霧に覆われています。雲ではないです。

トレッキングコース。




こんな線路の跡も残ってました。

お疲れの様子。

行きに写真を撮った展望台。出発時に辺りを覆っていた霧もすっかり晴れて海が見えました。


 いざ散策に出発です。この周囲には幾つかトレッキングコースがあるのですが、今回はVisitor Centreの敷地内からスタートするコースを選び、次のコースへの分岐点となる歩いて30分ほどの所まで行って折り返してくつもりで出発しました。が、途中ですれ違ったお兄さんに折り返さなくても1時間ほどでVisitor Centreに戻れるルートがあると道順を教えてもらったので、そちらへ行ってみることにしました。お兄さんが言うには最後に車の通る道路に出るので、そこから500メートルくらい歩いたらVisitor Centreに着けるよととのことだったのですが、ゆっくり歩いたせいか車の通る道に出るまでに1時間半もかかってしまいました。そこからVisitor Centreまでの道のりをgoogleマップで調べてみたらかなりの距離があったので、結局歩いてきた道を戻ることにしました。帰りは1時間で戻れましたが、結局1時間歩くつもりが2時間半も歩いてしまいました。おかげで良い運動になりました。Visitor Centreに戻る頃には霧もすっかり晴れ、さっきまで一面霧に覆われていたあたりに海が見えました。これも素敵な景色でした。
 家に帰ってこのあたりのトレッキングコースの地図を見ていたら、先ほど出た車の通る道からまた山道に入って近道でVisitor Centreに戻るコースが載っていました。お兄さんが言ってたのはきっとこの道のことだったのでしょう。でも全コースで2時間かかるって書いてある…。お兄さんは1時間くらいって言ったのに…。それより出発前にVisitor Centreに置いてある地図をもらってくれば良かっただけなんですけどね。何はともあれ、綺麗な景色を見て、山の美味しい空気を吸ってリフレッシュすることができました。次は違うトレッキングコースも歩きに来てみたいです。(美穂)

2017/06/13

Cape Reinga

ホテルのデッキからの早朝の海。

途中RaweneからKohukohuまでカーフェリーを使います。だいたい1時間に一便のペースで運行しています。

フェリーの上からの景色。

運賃は乗用車一台と運転手1人で20ドル。同乗者1人追加につき2ドルです。
車でフェリーに乗ってしまってからチケットを購入します。

岬の先端までの遊歩道からの景色。タスマン海側の景色です。

タスマン海と太平洋の流れがぶつかり合うところ。

逆光でシルエットだけです。綺麗な空ですね。

灯台

岬の先端です。魂が旅立っていく場所です。


  旅行二日目の今日はOpononiからニュージーランド最北端のCape Reinga(ケープ岬)まで向かいました。お天気は雨と晴れが交互にやってくるニュージーランドお得意の天気です。でもお天気雨に太陽の光がキラキラ反射してたりして、本当に綺麗。草原の草もより鮮やかに見え、この世のものとは思えない美しさでした。途中、Raweneという町からHohukohuという町まで入江を渡るためにカーフェリー(わずか10分ほどで対岸へ着きます。)を使い、3時間半ほどで最北端の岬まで到着しました。

 ここはタスマン海と太平洋が交わるところ。岬の先では双方からの潮流がぶつかり合いさざ波が立っています。以前この岬を訪れた時には日の出を見るために早朝だったのですが、今回は昼過ぎでした。朝日に照らされる早朝の岬も素敵でしたが、空と太陽を反射してキラキラ光る真っ青な海に囲まれている岬もとても綺麗でした。

 マオリ族の言い伝えでは亡くなった人の魂はこの岬の先端にあるポフツカワという植物の木からあの世へ旅立っていくと伝えられているそうです。私もいつかその時が来たらこの素敵な場所から旅立てると良いなと思っています。

 今回は久しぶりの遠出でした。以前に訪れたことのあるカウリの森やCape Reingaも再訪しましたが、初めて行ったOpononiとその周辺のドライブコースが今までに見てきた北島での景色とはまた違った美しさで、まだまだ知らないニュージーランドの魅力が沢山あることに気づかされました。また時間を見つけて色々なところを訪れてみたいと思いました。(美穂)

Opononi

カウリの森からの道が開けたところ。右下に見えるのがOpononiのビーチ。左上の海の対岸にあるのが砂丘。

康祐の後ろに写っているのが宿泊したホテル。最高のロケーションです。

ビーチの端には流木や大きな岩があり、見ているだけで楽しいです。

今歩いている砂の部分は満潮になると海の中に沈んでしまうので、
干潮の時にだけ、この場所まで歩いて来れます。

ビーチで見つけたこれ。何でしょう?


海岸に生えている豆科の植物の種から芽が出ているところでした。
波が来たらどこか遠くに運ばれていくのでしょう。

ホテルの目の前にある桟橋。

美しい夕日。

シーフードチャウダー

ラムのロースト


 カウリの森を出発して、山の中を15分ほど車で走ると突然目の前の景色が開けて、眼下に海が広がります。そのまま道なりに海に向かって下っていくと、Opononiに到着です。今回は正確にはOpononiの手前のOmapereという町に滞在しました。Copthorne Hotel & Resort Hokianga に宿泊しました。ホテルにチェックインしてすぐにビーチを散策です。ホテルの目の前がビーチという最高の立地でした。逆光で分かりづらいのですが、ビーチの対岸に見える丘は砂丘で青い海と白い砂丘がとても美しいところでした。砂丘には船で渡ることができ、ボードを使って滑り降りたりするアクティビティも楽しめるようです。今回は到着が夕方だったので、ビーチの散策のみ楽しみました。西に面した海岸なので、夕日もとても美しかったです。
 
 夕食は周囲にほとんどレストランがないので、ホテル内のレストランで食べました。レストランも海に面しているので、明るければ目の前に海を見ながら食事を楽しむことができます。私はシーフードチャウダーとラムのローストをオーダーしました。ラムが柔らかくて最高に美味しかったです。

 ホテルをチェックアウトする時に気がつたのですが、カウンターの傍にあるモニターでニュージーランド航空の機内で放送される機内安全ビデオ(毎回ユニークなビデオが作られることで有名です。)の映像が映し出されていました。私も何度か飛行機で見たことのある映像なのですが、何でこんな所で映像を流しているんだろうと疑問に思いながら眺めていると。その映像で使われている場所が泊まっていたホテルの前のビーチでした。桟橋や対岸の砂丘、ホテルの庭で撮影されていたようです。今まで何度か見て、素敵な所だなぁと思っていた映像だったのに、自分がそこに来ているなんて全く気づきませんでした(笑)。安全ビデオの内容が気になるようでしたら次のリンクから入って実際にチェックしてみてくださいhttps://youtu.be/V0uq5gbf818。ビデオの最後の方のキウイ(鳥の)が出てくる場面がカウリの森で撮影されたもので、その後出てくる海辺での映像がホテル周辺で撮影されたものです。(美穂)

Waipoua Kauri Forest

Tane Mahuta。木の手前に小さく写ってるのは康祐です。

Te Matua Ngahereまでの遊歩道。

Te Matua Ngahere

Te Matua Ngahereと康祐。

どちらのカウリに行くにも森の入り口で靴の裏を掃除、殺菌するためのブラシと消毒液が用意されています。カウリが感染しやすい病気を持ち込むのを防ぐためなのだそうです。


  6月9日から10日にかけて一泊で旅行に行ってきました。宿泊先はオークランドより車で4時間ほど北上したHokiangaという地方のOpononiという小さな海辺の町なのですが、行きにその道のりの途中にあるWaipoua Kauri Forestに立ち寄りました。ここは2年前にも訪れたことのある場所です。前回は途中で雨が降り始め、森の中をずぶ濡れになって歩きましたが(それはそれで、とても気持ちが良かったのですが)、今回は雲ひとつない快晴でした。
 まず最初にニュージーランドで最大のカウリであるTane Mahuta(タネ・マフタ)を訪れました。カウリはニュージーランドの北島にしか分布していないナギモドキ属の樹木です。Tane Mahutaとはニュージーランドの先住民のマオリ族の言葉で「森の神」という意味なのだそうです。森の神と呼ばれるだけあってもの凄い存在感です。次にTane Mahuta
Te Matua Ngahere(テ・マトゥア・ナヘレ)というカウリも訪れました。マオリ語で「森の父」という意味なのだそうです。 Te Matua Ngahereに行くには森の中を遊歩道に沿って15分程歩くのですが、その遊歩道の傍にも大きなカウリが生えていたり、苔がむしていたりして、まさにニュージーランドの原生林を歩きます。前回はこの森を雨の中歩いたのですが、今回は天気が良かったので日の当たり方も前回とは全く違って、まるで別の森を歩いているようでした。森の中の空気はひんやりとしていて濃密で、歩いていてとても気持ちが良かったです。(美穂)