2009年4月から、日本の普通自動車免許を持っている人は、手続きをすれば試験無しでニュージーランドの免許も取得することができるようになりました。ただし、日本の免許を取得して2年以上経っていないと実技だけは試験を受けなければならないようです。でも私たちは免許取得から2年以上経っているので手続きだけで取得することができました。
まずは、日本領事館で自動車免許の内容を英語で証明してもらう書類を作ってもらって、あとはパスポート、自分の住所を証明できるもの(自宅に送られてきた光熱費の請求書など)、申込用紙(記入済み)を添えて、AAという自動車協会の窓口に提出するだけ。簡単な視力検査と書類の確認だけで、手続きは、あっというまに終わってしまいました。44.30ドルは申請料として支払わなければなりませんでしたが、これで10年間有効の免許証をとることができるんです。ありがたい話です。申請してから10日程で免許証が郵送されてきました。ちなみに自動二輪車も書き換え可能です。康祐は自動車と自動二輪と両方申請したのですが、それでも同じ44.30ドルの申請料でした。普通自動車免許だけしか持っていない私からすると、何となく不公平な気がしてしまうのですが・・・。
まぁ、とにかく免許証は身分証明書として使えるので、バーに行く時も、スーパーでお酒を買う時もいちいちパスポートを持ち歩いて提示しなくても済むようになりました。
ニュージーランドでは25歳以下に見える人がお酒を買うときは、身分証明書を提示して自分の年齢を証明しなければならないのですが、アジア人は若く見えるのか、しょっちゅう提示を求められます。最初のうちは「そんなに若く見えるの?!」なんて、身分証明の提示を求められる度に喜んでいたのですが、毎回訊かれるとさすがにウンザリ。康祐もパスポートの提示を求められることがしばしばあり、そのたびに「俺は35歳なの!」と店員にキレています。しかも、パスポートの写真と今の顔が違いすぎて、「これは本当にあなたのパスポート?」なんて訊かれたこともあったりして・・・(笑)。そもそも、紛失のリスクを考えるとパスポートなんて持ち歩きたくないですから。これからはお財布に入るコンパクトサイズの免許証さえ持っていればいつでもお酒が買えるようになったので、それが今回の免許取得での一番のメリットです。
ちなみに、免許証なので写真をアップするのはやめておきます。(美穂)
2009/05/25
2009/05/11
秋も深まりました
日本から帰った時は、まだまだ暑い日もあったのに、4月に入った頃から急に朝晩が冷え込むようになりました。日本で買った冬物のニットなんてしばらく着ないだろうと思っていたのに、さっそく手放せなくなっています。それどころか、5月に入ってからは天候も不安定になり、この1週間は連日雨です。雨の日はニットどころかダウンジャケットまで着こんで出かけています。雨は一日のうちに何度も降ったり止んだりを繰り返し、時には地面を叩きつけるような強い雨だったり、さらさらと細かい霧のような雨だったり、晴れたり、曇ったりと、5分おきに天気が変わります(大げさに言っているわけではないですよ)。お天気雨なんて当たり前、虹だってバンバン出ます。これがオークランドの冬の天気です。紅葉もしっかり色づいています。
雨の日が多くなって、秋の終わりを感じる今日この頃です。
今日、5月11日に康祐はオークランドからバスで4時間ほど北へ行ったところにある、ケリケリという街へ出かけて行きました。今度はりんごではなく、オレンジピッキングをするためです。今度はオレンジで何を作ろうか考え中です。(美穂)
Apple Pie
2009/05/03
2009/05/01
Napier
ネイピアは日本でもティッシュペーパーの商品名として知られていますね。それは原料のパルプをそこから輸入しているのが由来らしいですよ。町はとても小さいですが、20世紀初頭にネイピアで大地震があり、その復興の際アール・デコ様式を町の建築物に取り入れ、それが今もなお残っているのでとっても綺麗な街並みです。そして綺麗な海。
さて、2カ月そこに滞在していたのは、りんごの収穫の仕事のためでした。りんごの事はおいおいふれるとして、僕がネイピアに到着したとき、ちょうど一年に一度のアール・デコ祭りが開催されていました。アール・デコ様式の建物のなか、クラシカルな服を着飾った人々が闊歩し、クラシックカーが並んでいる姿は圧巻でした。