2015/11/28

母とニュージーランド旅行⑤ マウントクック

タイヤ修理を終えて、マウントクックに向けてひたすら走ります。遠くに雪山が見えてきました。

道路の右側に延々と続く大きな湖(プカキ湖)。絵具を混ぜたような綺麗なライトブルーです。

湖の向こうに見える大きな雪山がマウントクックです。水の色は肉眼で見てもこの色です。不思議な色です。

夕方5時過ぎでも、この明るさ。日の入りの遅い夏時間で助かりました。

明るいうちにホテルにチェックインできました。ホテルの部屋からの眺め。最高です!

これでも夕方の6時過ぎです。

夕日に染まるマウントクック。こんなに明るいですが、もう夜8時半を回ってます。

少し暗すぎで分かりずらいですが、夜明け直前のマウントクック。雪の部分がぼやっと浮き上がって見えて幻想的です。

朝日に照らされて赤く染まっています。

今回泊まったのはハーミテージホテルです。どの部屋からもマウントクックが見える作りになっているそうです。

部屋も広々していて過ごしやすかったです。

朝食を申し込むと、ビュッフェスタイルの食事をとることができます。お味噌汁や納豆もありました。

もちろん、食事をしながらマウントクックを楽しめます。

 タイヤの修理を終え、オマラマを出発。もう夕方の4時を過ぎていました。あとはマウントクックへの道をひたすら走ります。しばらくすると、遠くに連なる雪山が見えてきました。どれがマウントクックなんだろ?なんて話ながらさらに進むと、右手に大きな湖が見えじめました。プカキ湖という湖で色が不思議なくらい綺麗なライトブルーです。雪山とライトブルーの湖の景色はこの世のものとは思えないほど美しかったです。そこを自分が車で走っているのが信じられませんでした。
 何とか6時過ぎにホテルに着くことが出来ました。まだまだ日が高いので、マウントクックの眺めを十分楽しめます。ホテルで案内された部屋は最上階の10階でした。マウントクックには全く雲がかからず、最高の眺めです。8時過ぎにホテルの庭を散策。マウントクックが夕日に照らされて赤く染まってました。日が沈んだあとの星空も最高でした。
 翌朝は5時に起きて夜明け前から山を楽しみます。空が白み始めるとマウントクックがぼんやりと浮き上がってきて幻想的でした。
 今回泊まったのはハーミテージホテルです。写真のようにお部屋からの眺めも最高ですが。ラウンジからも山が見えるので、食事をしながら絶景を楽しむことが出来ます。日本人の利用者が多いからか、ビュッフェに和食も用意されていて、日本人のスタッフの方も働いていました。
 私が予約した時には比較的値段の安い部屋がすでに予約で埋まってしまっていたので、少し高目の部屋を予約しましたが、それだけの価値はありました。迷ったけど他のホテルにしなくて良かった~!

2015/11/26

母とニュージーランド旅行④ クイーンズタウン~マウントクック

アロータウンの街並みです。古い建物がきれいに保存されています。

不動産屋さんです。

郵便局です。

ワイナリーに行く道の途中からの景色です。ニュージーらしからぬ荒野が広がっています。
空の青さと土の色の対比がきれいですね。

1件目の“Gate 20 two”のワイン畑です。荒野がすぐ近くに広がっています。

これは“Gate 20 two”の建物?おじさんの家?の前からの眺め。建物の写真は個人宅なので撮りませんでした。

Mt Difficultyのレストラン。素敵です。

私は鹿肉のステーキを食べました。柔らかくてさっぱりとした味のソースとよくあっていました。
お肉の下に敷かれているのはサツマイモをマッシュしたもの。

こちらは母が食べたタラキヒ(白身魚)のグリル。周りにホタテが沢山添えられていました。
ソースはオリーブの実を刻んだものがベースになっていて、これまた美味でした。

レストランからの眺めです。

これもレストランからの眺めです。

クロムウェルを出発してすぐの道端からの景色。

牧草地帯を抜けて、荒涼とした景色が広がるリンディスパスという峠。
タソックと呼ばれるフサフサの草が沢山茂っています。

リンディスパスで景色と一緒に私たちの車も撮影。この時には何ともなかったのに、30分後にまさかの事態が・・・

修理待ちの車です。合うタイヤがあって良かった。


 南島旅行3日目は朝8時半にクイーンズタウンを出発し、マウントクック方面へ向かいました。まずは、クイーンズタウンから東へ20キロ程離れた所にあるアロータウンを目指しました。アロータウンはその昔1860年代からゴールドラッシュで栄えた町とのこと。小さな町ですが古い建物が保存されていて街並みがとても可愛らしく、散策するだけで楽しい町でした。紅葉の季節に来るとまた絶景のようです。

 アロータウンを後にして、さらに東へ30キロ程行くとクロムウェルという街に到着です。アロータウンにいた頃はあいにくの曇り空でしたが、クロムウェルに着くころには真っ青な空が広がっていました。クロムウェルはフルーツの産地で町の(といっても小さいですが)中心部に大きなフルーツの盛り合わせのオブジェが建てられてました。まだ春なので、フルーツの収穫時期ではなく、採れたてフルーツを買うことはできませんでしたが、ここはセントラルオタゴというワインで有名な地方に属しているので、近郊にワイナリーが沢山あるとのこと。観光案内所でワイナリーの場所を聞き、市街から川を渡った丘の上に何件かワイナリーがあるというので、ランチもかねてワイナリーに寄ってみることにしました。景色が良さそうという理由だけで訪れた丘の上にある1件目のワイナリーは“Gate 20 two”という名前のワイナリーで、ワイナリーいうよりは個人のお宅で玄関のチャイムを鳴らすと家着姿のおじさんが出てきて玄関先でテイスティングをさせてくれるというものでした(笑)。これまでニュージーランドで何件もワイナリーに行きましたが、こんなワイナリーは初めてです。おじさんの話では、ここのワインは生産量が少ないので、このワイナリーに訪れた人に売るか、契約しているレストランに卸している分しかないとのことでした。作っているのもピノノワール(赤ワインの一種)とピノグリ(白ワインの一種)だけです。この地方はピノノワールの生産で有名なので、ピノノワールももちろん美味しかったのですが、ここのピノグリはダントツに美味しかったので、ピノグリを1本購入しました。
 そしてもう一軒、“Mt Difficulty”というレストランを併設しているワイナリーでテイスティングとランチを楽しみました。やはりピノノワールが有名な地方だけあってピノノワールだけで5種類も味見することが出来ました。どれも美味でした。さらにここのレストランが最高でした。高台から近くのブドウ畑を見下ろしながらオープンテラスのレストランで食事が出来ます。天気が良かったので少し暑いくらいでしたが、食事も美味しく最高のランチでした。このワイナリーのあるエリアはバノックバーンと呼ばれています。

 お腹も満たしたところでマウントクックに向けて出発です。ここからマウントクック方面へ抜ける道沿いの景色は本当に変化に富んでいて、牧草地帯があったと思えば荒涼とした木も生えていないような丘が連なる地帯を走り抜けたり、本当に雄大な景色で素晴らしく、ドライブには最高の場所でした。
 ところが、走行中に異変を感じて車を停めてみると右後ろのタイヤがパンク。レンタカー屋に電話しようと携帯電話を確認すると圏外の表示・・・。仕方がないのでトランクからスペアタイヤを引っ張り出し、自分で付け替えることにしました。タイヤの履き替えなんて、子供の頃に父がやっているのを見たことがあるくらいだったので、見様見真似でやってみるしかありません。なんとかジャッキアップしてタイヤを留めてるネジを外し、タイヤを外そうとしているところで、たまたま車で通り過ぎた近所のおじさんがUターンして戻ってきてくれ、「どうしたの?大丈夫?」と声をかけてくれました。事情を説明するとあっという間にタイヤの交換を終わらせ、「じゃあね~」とあっという間に帰って行きました。さすがニュージーランド人。人が困っているとすぐに助けてくれるんです。しかも大したことじゃないよ~って感じでさらっと助けてくれる。改めてニュージーランド人の優しさを実感しました。
 無事にスペアタイヤに履き替えられたので、近くのオマラマという街にある車修理工場へタイヤを交換してもらいに行きました。なんと、私のほかに2台もタイヤのパンクのために修理してもらっている車がいました。しかも2台とも同じ道中で見かけた人達。みんな顔を見合わせて笑ってしまいました。
 さて、このパンク騒動で2時間も時間をロスしてしまいました。明るいうちにマウントクックへ着くことは出来るのでしょうか?(つづく)

2015/11/20

母とニュージーランド旅行③ ミルフォードサウンド

テ・アナウにある日本人経営のカフェ「Pop Inn Cafe」からの眺めです。
前にとまっているバスが私たちの乗っているバスです。

テ・アナウにあるタカヘ(飛べない鳥の一種)の像

Real Journeys社のミルフォードサウンドツアーバス。天井もガラス張りで視界が広いです。

道中にあるバスドライバーさんお勧め写真スポットにて

ドライバーさんお勧めスポットその2「ミラーレイク」湖の水が鏡の様に周りの景色を映しだすので
ミラーレイクという名前がつけられたそうです。よく見ると看板が逆さまになっています。
少し風があったのと、手前にカモが泳いでいてさざ波を立ててしまうので、きれいな鏡のようにはなりませんでした。

途中でケアというオウムの仲間の鳥に遭遇。とても人懐っこくて、近くに寄っても逃げません。
鳴き声がキィァァァァァーと鳴くからケア。そのままです。飛ぶと翼の内側がオレンジ色でした。

ドライバーお勧め写真スポットその5?6?とにかく沢山のお勧めポイントがありました。

いよいよクルーズ船に乗り込みます。後ろの船が私たちの乗った船です。待っている人の数がすごい。

運よく窓際の席が取れました。出航して間もなく、景色を楽しみながらの食事です。

暖かいお味噌汁と緑茶がついてきました。

ミルフォードサウンドの全景です。お天気が悪かったので山の頂上が雲に隠れています。

オットセイの群れです。岩の上でお昼寝です。


しぶきを浴びると10歳若返ると言われている滝です。

しぶきを浴びてきました。さて、若返ったかな?

クイーンズタウンに戻ってから夕食です。市街地にあるイタリアンレストラン「Bella Cucina」です。

石窯のある素敵な店内

石窯で焼いたピザと生めんで作ったシーフードスパゲティを頂きました。すごいボリューム。味もとても美味しかったです。
後にダニーデンという別の街であった、年に3カ月間はイタリアに住んでいるというイギリス人のおじさん(ややこしい)がこの店の事を“本場の味”と大絶賛してました。

クイーンズタウン2日目は、南島を訪れた人は必ず立ち寄るミルフォードサウンドです。昔、氷河が削った地形に海水が入り込んで出来たフィヨルド湾です。クイーンズタウンからテ・アナウという街を経由して片道(休憩などを入れて)5時間かかります。この日はバスで現地まで送り迎えしてくれる、クルージングツアーに参加したのですが、朝7時に出発して戻ったのは夕方7時でした。なかなかの移動距離でしたが、道中の景色が雄大で本当に素晴らしかったです。これぞニュージーランドという自然豊かな最高のロケーションでした。写真では伝わりきれないのが残念です。往復12時間という行程でしたが、まったく飽きませんでした。

 私たちが申し込んだツアーはReal Journeysという会社のツアーでしたが、日本人のガイドさんが一緒に同行して下さって、行きのバスでは観光案内をしてくださいました。船の中でも日本語(だけでなく、英語、中国語、韓国語)での観光案内が流れます。食事も和食を申し込んだので、まるで日本を旅行している気分でした。クルーズ中はまずは食事を済まし、その後自由に甲板にでて景色を楽しみました。湾の出口近くで、クジラにも遭遇しましたよ。見る方に夢中になって写真を撮り忘れました・・・。クジラを見れるのは珍しいみたいです。ガイドさんも初めてと言っていました。
 
 さて、クイーンズタウンに戻ってからの夕食は母のリクエストでイタリアンレストランに行きました。日本のガイドブックにも載っていて、さらにニュージーランドのレストランガイドでも高評価だった「Bella Cucina」というお店です。スパゲティとピザを注文したのですが、ボリューム満点で女性なら3人で分けても丁度良い量だったと思います。といいながら、全部平らげましたが。
 
 とにかく盛りだくさんの一日でした。ミルフォードサウンドは晴れても絶景ですが、雨が降るとそこら中に晴れている日には見ることのできない滝が出来て、それもまた絶景とのことでした。今日は雨だったので、沢山の滝ができ、素晴らしい景色を見ることが出来ました。

2015/11/19

母とニュージーランド旅行② クイーンズタウン

クイーンズタウン空港です。頂上にまだ雪が残っている山間を飛行機が着陸していく感じでした。
思ったより山が近くてびっくりしました。世界で一番着陸時の景色が綺麗な空港に選ばれたそうです。

空港近くでレンタカーを借りて街を散策しました。大きな湖のほとりにクイーンズタウン市街がありました。


スカイラインゴンドラで市街地近くの山頂へ


レストランにて




ビュッフェスタイルの食事です


デザートも充実


宿泊はヒルトンホテル


市街地から少し離れた湖畔にあり、静かです。


部屋の前のデッキからの眺め


ホテルの中庭からの眺め


さて、今日(11月7日)から母と親子二人で南島を5泊6日かけてまわります。康祐はオークランドで留守番です。
日程は、クイーンズタウン(二泊)→マウントクック→テカポ湖→ダニーデンです。移動はレンタカーを借りて、すべて自分たちで回ります。約1000kmの道のりです。
朝8時45分にオークランドを出発し、11時前にはクイーンズタウンに到着してレンタカーを借りることができました。あてもなく景色のよさそうな所へむけて出発です。
まずは市街地近くの湖のほとりを散策し、ゆっくり地図を見ながら次に向かう目的地を探します。眺めの良さそうなゴンドラに乗ることにしました。ゴンドラのみのチケットも買うことができますが、ビュッフェスタイルのレストランでの食事つきチケットを購入することもできます。予定があらかじめ分かっているなら、レストランに先に予約を入れておいた方が確実だと思います。私たちは予約無しだったけど、この日は大丈夫でした。レストランからの眺めは最高でした!食事もなかなかの内容でデザートも充実していました。食事をしながらゆっくりと素晴らしい景色を堪能しました。
しばらく、ドライブを楽しんでからホテルにチェックインです。クイーンズタウンでの宿はヒルトンホテルにしました。市街地からはかなり離れた所にあるので、静かでゆっくりと長期滞在するのに最高な場所だと思いました。私たちの部屋は1階の中庭に面していて、デッキに出ると湖と対岸の山がとても綺麗でした。デッキにテーブルと椅子が設置されていて、そこでお茶を飲むことも出来ました。母はデッキからの景色のデッサンを楽しんでいました。