2015/10/02

ティリティリマタンギ島





ちょっと分かりずらいですが、イルカです。


私たちの乗ってきた船


ペンギンの巣穴です。上にのぞき窓がついています。


ペンギンです。親子かな?


ニュージーランド固有のシダです。大きな樹のようになります。


島の上からの眺め。オークランドの街が遠くに見えます。


灯台近くは草原になってます。


タカヘです。一日中草を食べています。


コカコです。


はるちゃんと島を背景に記念写真です。



以前にも投稿をしたことがありましたが、久しぶりにティリティリマタンギ島へ行ってきました。今回は康祐とではなく、職場の友達と行ってきました。康祐は7年前に行ったときに海が物凄く荒れていて船酔いしたのがトラウマとなり今回は辞退しました(行けば良かったのにねー)。

フェリー乗り場に行く途中で物凄い渋滞に巻き込まれ、途中から車を降りて乗り場まで猛ダッシュするというハプニングもありましたが、出発時間ギリギリに何とか駆け込み(係員のお姉さんが苦笑するくらいの慌ただしさでしたが)、無事に船に乗ることが出来ました。一日1便しかないので、この船を逃したら次はありません。

7年ぶりのティリティリですが、今回のお目当てはペンギンを見ること。以前に9月の末に来た時も巣にペンギンがいたので、今回も見れることを期待していきました。しかし、ペンギンの前に島へ行く途中の船でイルカを見ることが出来ましたよ。イルカの群れがしばらく船と一緒に泳いでいました。時々飛び跳ねたり、クルンっと向きを変えたり遊んでいるみたい。とても気持ちがよさそうでした。カツオドリも沢山いました。

約1時間半の船旅は終わり10時半近くに島に到着です。
ティリティリでは小窓のついたペンギンの巣がいくつか設置されていて、蓋を開けるとペンギンの巣の中がのぞけるような作りになっているんです。普段は昼間は海に漁に出かけてしまうペンギンですが、子育ての時期は昼間も巣穴に残っているようです。どうしても一緒に行った友達にもそのペンギンの様子を見てもらいたくて時期をねらったのですが、やっぱりいました。二匹も前回見たこと同じ巣穴なので同じ子たちかも知れませんね。可愛いー!

ペンギンの巣穴はフェリーを降りたところからすぐ近くなので、そこから島の一番高いところにある灯台を目指してハイキングコースを歩いて行きます。その途中でコカコという珍しい鳥を見ることが出来ました。一瞬でしたがつがいで飛んできて、あっという間にいなくなりました。本当に珍しい鳥のようで、私は島に来るのが3回目で初めて見ることが出来ました。島のガイドさんですら、この鳥を見かけると大興奮です。

島の灯台近くにはタカヘという飛べない鳥が住んでいます。タカヘを横目にお弁当を広げ、のんびりと昼食です。この日のお弁当は卵焼きとから揚げとおにぎりです。外で食べるご飯は最高です。
3時30分には船がシティーに向けて出発するので、それに合わせて船着き場まで歩いて戻ります。その前に灯台近くにあるギフトショップでお買い物です。このお店で得られた収益はこの島の維持の為に使われるそうです。ここで同行者のはるちゃんがコカコのステッカーを買ったら、お店の店員さんが、「あなたたち、コカコは見れた?」と聞いてきました。「見たよ。」と答えると。「なんてラッキーなの!本当に珍しい鳥なのよ‼」と大興奮でした。

さてさて、船着き場まで約30分のコースをゆっくりと歩きます。途中で少し大きめの鳥が飛んできて枝に止まったなぁ~と思って目をやると、なんとまたまたコカコでした!しかも今度の子は枝の上で毛づくろいしたり木の実を食べたりとしばらくその場所に留まっていました。しばらく観察させてもらいました。体全体はグレーで目の周りは黒、くちばしの下のあたりに綺麗なライトブルーのポイントがあるんです。コカコをこんなにじっくり見れるなんて思いませんでした。きっと、はるちゃんがスッテッカーかったからサービスで出てきてくれたのかも知れませんね。はるちゃんありがとう‼

今回のティリティリでは、本当に珍しい生き物が沢山見れました。きっと同行者のはるちゃんのおかげだと思います。なんせ、夜行性のキウイに昼間ハイキングしている時に出会ってしまったことがある強運の持ち主なんです。今回のティリティリではさすがにキウイは出てきてくれませんでしたが、この島にいる鳥でキウイ以外は殆ど見たのではないかというくらい、色々な鳥に会うことができました。本当に楽しい散策となりました。一緒に行ってくれたはるちゃんに感謝です。
はるちゃん、日本に帰ってもお元気で、そしてまたニュージーに来た時には一緒にティリティリマタンギ島に行きましょう!(美穂)