2014/11/03

コーンドビーフについて


朝ごはんの6割は麺料理、3割はごはん、1割はその他という最近の我が家の朝食です。朝、時間が無い時は麺が食べやすくていいです。というか早起きすればすべての問題は解決するのですが…。そして写真は朝麺の一種類。麺はフォーに使うライスヌードル。具は茄子の天ぷら・パクチー・トマト、そしてコーンドビーフです。
コーンドビーフは塩漬けにされた生の牛肉で、ニュージーランドでは1.5kgから2kgくらいのブロックでスーパーで売られています。通常は煮込んで肉がほろほろになったものを食べたりします。付け合わせにジャガイモ・人参・グリンピースなどを添えると彩りも鮮やかな素敵なごはんになります。日本ではコーンビーフというと、缶詰としてのほうが知名度が高い気がします。
我が家ではコーンドビーフを煮込んで食べることもありますが、料理にそのまま使うことが多いです。上の写真は麺に使ったバージョンです。
フライパンで薄切りにしたコーンドビーフをにんにくで炒め、表面に焼き色がついたら、そこにお湯を注ぎ、さらにカットしたトマトを加えます。ひと煮立ちさせ塩加減を確かめてからナンプラーを加えて味を調えます。コーンドビーフから良い出汁と塩気がでて美味しいスープになります。そこに麺と具をのせて、ライムを絞って唐辛子を散らして完成です。
余談ですが、中国の朝粥に揚げ麩を乗せたり、ラオスのカオピャックに揚げおこしを乗せたり、ビルマのモヒンガーにはエビの天かすみたいなものが乗っていたり、そういうのってすごく大事です。あっさり単調な料理に違う食感や風味を与えてくれるトッピング。今回は茄子の天ぷらをその代用にしてみました(康祐)