2017/01/10

私の働いているカフェ

「Corn Fritters コーンフリッター」
トウモロコシのパンケーキです(飾りのサラダで見えずらいですが・・・)。トウモロコシの粉を使っているだけでなく、
トウモロコシの実も一緒に焼かれていてトウモロコシの甘さと食感が絶妙です。
生地に練りこまれているパクチーの香りも最高です。
スウィートチリソースとアイオリソースで食べます。

「Kiwiana Breakfast  キウィアナブレックファースト」
牛ひき肉と野菜を煮込んだとろみのあるソースをパンと一緒に食べる料理です。
ポーチドエッグが添えられていますが、お好みでスクランブルエッグか目玉焼きに変えることができます。
ソースにスパイスの香り(辛くないです)が効いています。濃い目の味付けなので、卵との相性がばっちりです。

「Grilled Chicken Salad  グリルドチキンサラダ」
サラダの上に焼いた鶏肉が乗っています。
サラダの下にローストしたサツマイモやカボチャとチーズがゴロゴロと隠れていて見た目以上にボリュームがあります。
サツマイモなどの甘さとドレッシングの塩気が良く合います。

「Farm House Breakfast  ファームハウスブレックファースト」
クリームソースで煮込まれたジャガイモ、マッシュルーム、ベーコン、ソーセージをパンと卵と一緒に楽しみます。
濃厚なチーズの香りのクリームソースにパンと卵、最高の組み合わせです。

これはレモンヨーグルトケーキ。ショーケースに並べる前に写真を撮らせてもらいました。
お客様には小さく切り分けて売っています。

自分で作ったコーヒー。慣れてくるともっと複雑なデザインが描けるようになるのですが、私はまだまだです。


 昨年の4月からオークランドのマウントイーデンというエリアにあるカフェで働いています。マウントイーデンは以前にもこのブログに何度かアップした昔火山だった小高い丘です(良かったらこちらマウントイーデンをクリックしてそちらのページもご覧ください)。観光客にもオークランド在住の方にも人気のエリアで週末になると大勢の人々で賑わいます。私の働いているカフェはその丘の麓にある商店街(イーデンヴィレッジと呼ばれています)の一角にあります。もう何ヶ月も働いているのに、お店の外観や内装を写真に撮っていませんでした。今度撮って追加でアップします。Ironique Cafeという名前なのですが、内装に錆びた鉄でできた小物を沢山使っていたり、一見狭い店内なのですが奥に広い中庭席があったりとてもユニークな作りをしています。Ironiqueはフランス語(だと思う)で皮肉なという意味(英語だとIronic)ですが、鉄のIronにかけて付けた名前のようです。

 今回は今まで賄いで食べた料理の写真とお店で売っているケーキ、私の煎れたコーヒーの写真を載せてみました。賄いで食べたものですが、実際にお客様に出しているものです。どれもボリューム満点で味も美味しいです。まだまだ料理の種類はあるのですが、写真を撮り忘れたり、まだ食べたことのないものもあったりで、今回はこれだけです。

 私はこのお店で働き始めるまでエスプレッソマシーンを使ってコーヒーを煎れたことが一度もなかったのですが、お店で教えてもらって煎れられるようになりました。ニュージーランドのカフェではエスプレッソマシーンで煎れるコーヒーが主流です。上の写真のコーヒーはフラットホワイトといってニュージーランドにしかない(最近は日本でも飲めるお店があるらしいですが)煎れ方のミルクコーヒーです。泡を少なめにしたラテといった感じです。泡立てたミルクをコーヒーに注ぐときに模様を描くのですが、綺麗な模様をコーヒーの表面に描くのが中々難しいです。模様だけでなく、ちょっとしたことでコーヒーそのものの味も大きく変わってしまうので、とても繊細で奥が深い作業です。美味しくて、見て楽しいコーヒーが入れられるように日々練習あるのみです。(美穂)


店内の写真を追加しました。
ユニークなんですけど、レトロな感じの店内です。

客席の様子。よく見ると照明が鍋とかフライパンでできています。

お店の一番奥には中庭があります。天気の良い日にお勧めです。

これはトイレのドア。洗面台がそのまま埋め込まれています。

トイレの中に造られている洗面台。鏡の周りがノコギリになっていて、洗面器はバケツを埋め込んで作られています。
写真には撮らなかったのですが、トイレットペーパーのホルダーもスパナを組み合わせて作ってあります。