2010/09/28

Sal's Pizza



こんにちは!ニュージーランドは9月26日からサマータイムが始まりました。別名デイライトセービング。時間を1時間早めて、夜が明るい時間を多くし、できるだけ電気の使用量を少なくしようという取組みのようです。前の日の夕方6時が突然7時になるので、急に日が伸びた気がして落ち着きません・・・。そして、一番辛いのが、当日の朝。いつもより1時間早く起きなければならないのですから・・・。それもあってか、サマータイムの開始は毎年、日曜日にされています。身体を慣らすためと、時間が変わったことを知らずに遅刻したりする人がないようにだと思います。
こんな話をしている私ですが、サービス業のため日曜日も当然仕事。でも、サマータイムが26日からだということを全く知らず、当日の朝は大遅刻をしでかしました。自宅でお茶を飲んでいたら、会社から「今日からサマータイムって知ってる?出勤時間過ぎてるけど・・・。」との電話。お恥ずかしい限りです。
夏になるともっと日が伸びて、夜9時頃まで明るくなります。ちょっと得した気分になります。サマータイムと言っても、まだニュージーは春。日本で言うと桜の咲く季節くらいです。今は色んな木の芽が芽吹き、日に日に暖かくなってきています。

ところで、今日は私達の大好物、ピザをご紹介します。Sal’s Pizzaというお店なのですが、名前は知っていたけど、一度も食べたことはありませんでした。ところが、先日通りを歩いていたら、向かいから大~きなピザの箱を持って歩いてくる人が・・・、これは一度買ってみるしかない! と早速、箱に名前の書いてあったSal’s Pizza へ行ってみました。サイズは18インチのみ。種類はぺパロニとソーセージとミートボール、ベジタリアンの4種類(だったと思います)。今回はぺパロニにしました。ハーフ&ハーフもOKです。これで、28ドル。日本円だったら単純にレートで換算すると1700円くらい。こっちに住んでいる私達の感覚だと、2800円くらいの感じです。18インチって計算してみたら、45.72センチでした。康祐と比べてもこの大きさ。いかがですか?
具はチーズとソースとぺパロニだけなのでとってもシンプルですが、満足度は高いです。追加料金を払ってお好みの具をトッピングすることも可能です。食べきれるかな~と思いきや、二人でペロリと食べきってしまいました。これだから、痩せられない。日に日に肥えていく私達なのでした。(美穂)

2010/09/20

映画 BOY


こんにちは!今日はニュージーランドの映画をご紹介します。タイトルは『BOY』この映画に出てくる主人公の男の子の名前です。写真のDVDのジャケットの左の男の子です。
この映画が公開されてたのは、今年の5月頃。私たちが見たのは6月でした。マオリ(ニュージーランドに古くから住んでいる民族)の家族の話です。時代設定は1984年、ニュージーランドの海辺にある小さな町が舞台となっています。写真の両端の二人の男の子が兄弟で、母親は弟が生まれた時に亡くなり、父親(写真中央)はずっと行方不明のまま。兄弟は祖母と親戚の子供たちと一緒に暮らしていましたが、そこへ行方不明だった父親が突然帰ってくるところから物語が始まります。BOYの思い出の中にある父親は強くて男らしいスーパーヒーローのような存在だったのですが、帰ってきた父親はどうしようもないダメ親父だったというのがあらすじです。この説明だと全く面白みのない映画に思われるかもしれませんが、この兄弟を中心とする人間関係が繰り広げるストーリーが何とも言えない程ほのぼのしていて、それがこの舞台となっているのんびりとした海辺の町の雰囲気にとてもあっていて、心温まる作品になってるんです。
ちなみに、この父親役の人がTaika Waititi氏で、この映画の監督でもあります。ダメなんだけど憎めない、恥ずかしいくらい父親としてかっこ悪いんだけど嫌いになれない愛嬌のある絶妙な演技をしています。ニュージーランドの自然豊かな景色の映像も、それにマッチした音楽もこの映画の魅力です。
映画館で観た時には字幕がないので、台詞が聞き取れない所もあったのですが、それでもすごくこの映画が気に入ってしまいDVDの発売が待ち遠しくて仕方がありませんでした。9月にやっとDVDが発売され、今度は字幕付き(といっても英語字幕なのですが)なので、映画館で見た時には分からなかった台詞も確認しながら見ることができ、もっと楽しむことができるようになりました。もう、何回も何回も繰り返し見ています(一日に3回も見た日もあります(笑))。

日本でも是非、上映して欲しい! お勧めの映画です。(美穂)