2012/05/15

実りの季節




こんにちは。ニュージーランドは秋を迎えました。というか、今年は夏なんてあったっけ??と言うくらい冷夏で、長い春からいつのまにか秋になっていたという感じがします。ところで秋といえば実りの秋。我が家の庭でも色々な果物や野菜が食べごろを迎えています。
みなさん、フィジョア(フェイジョア)という果物をご存知ですか?ウィキペディアによると日本でもごく一部で栽培されていたり、販売もされているみたいですが、私はニュージーランドで初めてこの果物を知りました。南米原産のようですが、現在はニュージーランドが世界最大の生産国のようです。というか、どの家の庭にも必ず植えてあると言ってもいいほど良く見かけます。フィジョアには種類がいくつもあって、品種によって身の大きさが違ったり、実の数が多かったり少なかったり特徴があるようです。ちなみに、我が家のフィジョアは前の住人さんが植えたものなので、どの種類かは分かりません。実はとても大きいのですが、数はあまりならない種類のようです。前の住人さん(ニュージーランド人)からのアドバイスで、落ちた実を拾って食べるのがよろしいとのことだったので、大きな実が落ちるのを楽しみに待っていました。ところが、思わぬライバルが現れ、殆どの実を食べられてしまいました。そのライバルとは、我が家の庭に住み着いているブラックバードという鳥のキューちゃん(きゅうかん鳥のような見た目をしているから)でした。落ちている実どころか、まだ木に残っている実までキューちゃんに食べられていました。美味しい果肉の部分が綺麗にくりぬかれていて、見事な食べっぷりです。
キューちゃんが手を出さなかった残りの実(たったの4個)を、ありがたく頂戴しました。
フィジョアはキウイフルーツのように半分に切った実をスプーンですくって食べます。皮の近くは硬くて、甘みもないので残します。トロピカルフルーツのような、なんとも言えない良い匂いがします。
今回は、知り合いの方に頂いたフィジョアも含め、二人で沢山食べました。

ほら、こんなに
 


フィジョアの他にもこんな野菜がとれました。チェリートマト、バジル、唐辛子。
これは自分たちで植えて育てたものです。


唐辛子は辛味が強いので、素手で触るのは禁物です。


トマトと海老とバジルのアジア風ピリ辛炒め、完成!

2012/05/08

我が家の住人達



我が家の庭には色々な生き物が住んでいます。猫もよく遊びに来るのですが、先日変わった住人を見つけました。ウェタという昆虫です。ニュージーならではの昆虫のようですが、羽根のないコオロギのような見た目をしています。頭でっかちでちょっとユーモラスな形ですね。2週間程前から庭においてあるホースに顔を突っ込んだ姿勢で入り込んでいました。最初は水でも飲んでるのかと思ったのですが、2週間たっても出てこないので、死んでいるのかと思って出してみたらちゃんと生きていました。自分では出られなくなっていたみたいです。細いホースの中での後ろ歩きは苦手みたいです。康祐はこの虫がお気に入りのようです。(美穂)
こんにちは。お久しぶりです。今年も3分の1がはやくも経過してしまいましたね。
ニュージーランドはようやく冬になったようで、えらく寒くなってきました。でも日本の冬に比べると随分おだやかなものですが。
さて、スレッドの内容に対応したコメント。このウェタという虫はカマドウマの一種らしいです。すごく可愛いプロポーションをしてます。ちなみに『ロード・オブ・ザ・リングス』の監督ピータージャクソンととても関わり深い,特殊美術を行っているウェタという会社のシンボルマークもこの虫です。(康祐)


もう一人(いや1匹)、可愛い住人がいたので紹介します。ハリネズミです。この子はずっと我が家の庭に住んでいる同居人です。基本的には夜行性なので、夜にしか見かけたことがなかったのですが、先日、まだ明るいうちに庭に出てきていたところを康祐が見つけて写真を撮りました。まだ若いハリネズミのようで、大きさは小さいです。(美穂)
このハリネズミの写真を撮る2日前も違うハリネズミを家の前の道で昼間から目撃しました。
ニュージーランドにはハリネズミが普通に棲息しているのですが、昼はほとんど見かけません。大体夜に活動し、不幸なハリネズミはその時交通事故に遭い,朝には道端で絶命してます。なんせ動きがとても可愛く、そして思ってた以上に素早いです。(康祐)